限界とうまく付き合えるようになった
すでにやりたいことやりつくした感があるのだけれど、実はこれ以外にも本を読んだり電車に乗ったり、この企画のおかげで存分におしっこをがまんする日々をおくらせていただいた。
しばらくおしっこをがまんしてみて、自分の限界と「そこ」へ至るまでのバッファを自分の中で把握できるようになってきたように思う。
飛行機に乗ってみてすべてを悟った
飛行機にも電車にも、多くの場合トイレが完備されているだろう。つまり現状とトイレの位置を客観的に把握することさえできれば、なにも怖いことはないし、むしろその緊張感を楽しむ余裕すらでてくるのだ。
おしっこをがまんすること、それは自分自身を見つめなおすこと。
おしっこをがまんすること、それは周囲の状況を判断すること。
健康には十分に注意して、みなさんも刺激的な生活をエンジョイしてもらいたい。
集中力は増す、だがしかし考え事はできない
おしっこがまんしていると集中力が増す、という意見があるようだが、実際にやってみての感想としてはそれはいささか疑問である。
なぜなら、おしっこをがまんしていると確かに集中してものを考えられるような気がするが、それはおしっこのことしか考えられない特殊な集中力なのだ。これを「集中」と言っていいのならば結論としては正しいが、集中ってそういう意味ではないだろう。
つまり他のことに集中したいときは、ちゃんとトイレに行ってからにしろ、ということである。
実は今この原稿を書くのにもおしっこをがまんしながら書いている。どうだろう、いつもよりキレのあるテキストが書けているだろうか。
たぶんそんなことはないのだろうけど、ぼんやりと書くよりも時間は短縮できるかもしれないですね。おしっこ、そんなもんです※。
※実際普段に比べて書き上げるまでの時間に大きな差はなかったように思います。繰り返しますが、むやみにおしっこがまんするのは体に悪いからやらないほうがいいです。