それは根本的にハトじゃないので、シラコバトではないのではと意見したところ、じゃあシラコバトでなければなんなのと聞かれた。知らんて。
以下全部自分の話
私が子供の頃、アメリカザリガニの子供を捕まえてきて、「これ、テレビでみたニホンザリガニだよ!」と興奮しながら両親に見せびらかしたことがあった。
大きめのコクワガタを捕まえて、小さいオオクワガタだと信じて飼っていたこともある。
アゲハチョウを見つけては、「ギフチョウだよね?」と聞いていた時期もある。
干からびた河原に鳥の足跡を見つけて、恐竜の足跡の化石だと大騒ぎしたこともあった。
ついでにいえば、ボブ・ディランとデュラン・デュランを同じ人だと思っていた。
なるほど、遺伝か。
母親がそういうのなら、この鳥が我が家ではシラコバトということでいいかなと思った。
ユリカモメだそうです
母親は息子のどこか不満げな態度をみて、本当はあの白い鳥がなんなのかちょっと気になったらしく、でかいレンズを構えた本気のバードウォッチングの人に話しかけた。 |