一番ビッグな相模大野
3つ目の相模駅は小田急線の相模大野だ。 相模のつく駅の中でもいちばん栄えている。
駅前には大きな商業ビルやデパートが並んでいる。 東京郊外のベッドタウンにつながるターミナル駅という感じだ。 僕がイメージしていた相模はこういうところだ。
相模との距離が近くなる
ここまで3つの相模を訪れて、相模と僕との距離感もだいぶ縮まってきた気がする。 相模が少しずつ体の中にしみこんでゆくようだ。
もうひとつの相模原
4つめの相模駅は小田急相模原駅だ。 相模大野の一つ先にある。 先ほどのJR相模原駅ができる前は、こっちが相模原駅だったそうだ。
かなり相模が見えてきた
4つめの相模駅ということで、かなり相模が自分の血となり肉となったように思う。 相模と相撲を見分けるポイントがどうやら「木偏か手偏か」にありそうだということがわかりはじめた。
漠然と図形として捉える「相模」の文字は「相撲」と似ているが、詳細に観察すると違いがある。 何を今更と思われるかもしれないが、そのような事象はこれに限らず多々あると思う。 気づけばわかるのだけれど、気づかないとわからない。 当たり前のことだがこれは大切なことだ。
大野じゃなくて大塚
5つめの相模駅は相模鉄道の相模大塚駅である。 さきほどの相模大野ではなく相模大塚だ。 大野と大塚。 これも相撲と相模ほどではないが、けっこう似ている。 相模大野と相撲大塚にしてみてもけっこう似ているので、やはり相撲と相模は似ているということを改めて思う。
賑やかだった相模大野に対して、相模大塚は住宅街の駅という風で、文字は似ているが様子は異なる。
なぜか鉄也
相模大塚の駅舎内に、なぜか「赤いきつねと緑のたぬき」のポスターがあった。 あまり町で見かけることのないポスターなので、ひょっとしたら近くに工場でもあるのだろうか。
真理に向かう道程
5つめの相模駅で、この先に光り輝く未来があると思えるようになった。 しっかりと相模に導かれている。 もう相模と相撲との迷いからは救われはじめているに違いない。