いくつか辞書を調べてみたが、「亀頭」という言葉に「亀の頭」という意味はない。本末転倒だ。
形が似ているからという理由で、全く別のモノを指し示す言葉となってしまっている。本当にそれでいいのだろうか。
この疑問がよくわからない場合は、亀の立場に立ってみるといい。自分の頭が人間たちからそういう扱いをされていることに対して、釈然としない気持ちを
抱いているに違いない。
この現状に対して私たちができることは、本来の意味としての亀頭としっかり向き合うことではないか。そういうわけで、頭部に特化して亀を見つめてきた。
(小野法師丸) |