3年前「猫のしっぽは生えかわる?!」という記事を書いた。あれはエイプリルフールのウソ記事なんだけど、この度猫のしっぽについて新たな発見があったので紹介します。
(松本 圭司)
大人の猫はしっぽが長い
僕のうちで飼っている猫は「なつめさん」というオス猫で、5歳です。立派な大人です。
なつめさんのしっぽは長くてよく動きます。その動きで感情を表しています。喜ぶとくるんと丸まり、イライラするとパタパタと動きます。
子猫にはしっぽがない
して、今年の正月にウッカリ子猫を拾ってしまいました。名前を「じゃんけんさん」と言います。尊敬するフランス文学の巨匠、ジャン・ケンローさん(代表作はエトワール・ド・ラセーヌ)に由来します。
このじゃんけんさんにはしっぽがありません。
こういう種類なのかなと思って、猫に詳しい妻に聞いてみると。
「ああ。子猫だからね。」
と言われました。え?子猫はしっぽないの?
「そうよ、子猫はしっぽが無いのよ。段々成長して伸びていくの。あんた、なつめさんの子猫時代忘れちゃったの?しっぽ無かったでしょ?」
言われてみれば、なつめさんもしっぽが無かった様な気がしてきます。そこで、昔の写真を漁ってみると・・・。
確かにしっぽが無い!
つまり、しっぽが無い可愛い姿を楽しめるのは今だけ!という事で、写真をたくさん撮ってしまいました。
アップで!
ほんのわずかにあるしっぽに触ってみました。
ほんの少しだけ骨が育っていました。今のしっぽ無しも可愛いですが、早く大人になって立派なしっぽが生えたら格好良いだろうな、って思いました。
猫は新しい発見が多くて面白い
なつめさんと生活し始めてもう4年。色々知っているようでまだまだ知らない事がたくさんあります。これだから猫という生き物は面白いです。
ちなみに、20歳を越えると2本目のしっぽが生えてくるそうです。なつめさんとじゃんけんさんもそのくらい長生きしてくれたらいいなと思います。