太鼓にも男女がある
ここで太鼓豆知識。太鼓にも男女があるのだそうだ。どういうことかというと、
これはダホメ(アフリカの地域)の婚礼用の太鼓で、画面まんなか、まあ見てのとおり乳房と男性器がついている。
それだけじゃなくて男性のほうには武器の彫り物があったり、女性のほうには月が彫ってあったりと、それぞれの性に対応した装飾がされている。
こうやって太鼓を男女に見立てるのはこの太鼓だけではなくて、
さっきのスリットドラムも両端に男女の彫り物
こちらは男女格差が激しいけど一応ペアです(セヌフォ族の太鼓)
アフリカやらパプアニューギニアやら遠くの国のものばかりあげてしまったが、実は日本にも性別つきのペア太鼓がある。これはまた後ほどご紹介しましょう。
まだまだいくらでもある
というわけで一個一個紹介していくとほんとにきりがないので、あとは目についたものをざっと紹介しておきましょう。
ロシアのウントフに似てるけど絵がかわいい、スウェーデンのサミ
豆!
僕が気に入ったのはこれ。インドネシアのアンコロンという楽器。名前だけでもかわいいのだけど
ひとつずつ手に持って、ゆらして音を出します。左の写真は8本セットでスタンドにかかっている状態でした
この調子で何ページでも書けるのだけど、本当にきりがないので世界の太鼓紹介はこのへんでやめておこう。なんたってここまでで、太鼓館の半分しか見てないのである。(衝撃の事実!)
では残りの半分には何があるのか、次のページでご紹介します。