なるほど、と思ったのが、このコメント。
N700だったので、電源はあるし、ネットにはつながる。i-modeでの親族とのメールのやり取りは不可だったが、ネット経由(nifty)で、母のi-modeとのやり取りは可能。その他親族とのもろもろの連絡で安否を確認し合う。
N700なら居場所もあり、暖房もあり、電源もあり、むしろ下車したくないとの思いがあり、東京に近づくにつれて不安が増大するも、到着。まちに、放り出される。
よく大雪などで新幹線車内に閉じ込められてしまった人たちのニュースを目にして「たいへんだなあ」と思っていたものだが、今回のようなケースではむしろ新幹線はかなり居心地の良い場所だったようだ。
実際、22時には東京駅に到着している優秀さ。新幹線すごい。
みなさんの帰宅ログ、お待ちしています
今回、ふだんのぼくらが東京の地理感覚を「歩く」という身体ではなく「吊革につかまって立つ」というやり方で把握しているかがよくわかった。
いただいたすべてをご紹介できなくてくやしい。どなたのログ・コメントにも「なるほど」と考えさせられることが含まれている。
それはたぶん、地震の後のここ数日いろいろなところで見聞きする情報と違って、みなさんひとりひとりしか知らないリアルな情報だからだと思う。このログは足を動かして得たものだ。ぼくはそれを知りたい。
最も驚いたのが、多くの方が今回のことを「予行練習として」ってコメントしていること。首都圏に暮らすぼくらが、いかに「いつか必ず東京がやられる」と思っているかがよく分かる。
ここでは書ききれなかったが
・化粧の問題
・トイレの問題
・常備薬の問題
・靴、荷物の問題
・寒さ、季節、天候、週末であった幸運
など思うことはたくさんある。今後もちまちまとサイトにまとめていくつもりだ。
ということで、まだまだお待ちしています。気が向いたらぼくにメールをください。詳しいことは→こちら。 |