で、乗ってみたら、これが予想以上に高い。そして屋根がないというだけで、ふだんとまったくちがう体験ができるのが驚きだ。
ぼくらの視点は、その「高さ」と「見る方向」が固定されているのだ、ということがよくわかった。
つまり、高さに関しては、ぼくらは地面にいるか、建物の2階、3階、4階、で窓から見るか、ってきわめて不連続にしか体験できない。しかも建物がないところでは上にはあがれない。あたりまえだけど。そして視線は前方を向いている。これもあたりまえだけど。
それがこのSKYバスに乗ると、道路というオープンスペースで、3mという不思議な高さで、かつ自然と視線は上空にのびる。なんとも奇妙な浮遊感覚だ。
このバスほしい。免許ないけど。 |