「失恋建築家ガウディ〜世界遺産に隠された暗号とは?〜」(BS日テレ)
つかみのいいタイトルだ。しかもナビゲーターがジローラモ!
ガウディはモテなかった(実際、家庭も作らず亡くなった)ので、そのパワーを建築に注いだんじゃないか、という大胆な仮説で話は進んでいく。
作品は上手いのに、苦学生で、バイトばかりで成績が悪かった学生時代をへて、26歳の時、音楽教師(年上)に初恋。
その時期に手がけた家「カサ・ビエンス」は、バラの花の絵とかみっちり描かれちゃってて、それはまあ華やか。
「若い、恋のようなエネルギーを感じますネー。でもバラが多すぎます、女性は1本のバラでも喜ぶのに。多分、ガウディはちょっと、しつこい性格だったんじゃないですかネー」と、ジローラモ。そんなに情熱を注いだのに、ガウディはその女性にフラれ…(実際、しつこかったのかも…)。
その後、クリスチャンの女性にフラれ…(彼女は後、修道女に)。ガウディは宗教建築を熱心に作ることになったという。
ジローラモは「ガウディは失恋しまくったから、あの素晴らしい作品群が生まれたんじゃないですかネー」でまとめていた。そんなまとめでいいのだろうか。いいのか、番組のテーマ的には。
「うちのわんこ」(BSフジ)
えーと、犬に萌える、犬情報番組である。
手作りわんこゴハンレシピをやっていた。今回は「タラと青菜のまぜごはん」。シニア犬には低脂肪、高タンパクなごはんを! というのは分かるが、ショウガを入れていたのが意外だった。ちょっとならあげてもいいんですね。
犬に手作りごはん…って、昔は贅沢だなあと思っていたけれど、小型犬を飼う知人を見ていると、出来る限り手を尽くして、愛情を注ぎたい気持ちも、分からなくないなあ、と思うようになった。ドッグフードじゃ、味気ないしねえ。
「BS世界のドキュメンタリー ギャレス先生ユースオペラに挑戦」(BS1)
イギリスで2010年に放映されたドキュメント。イギリスのカリスマ合唱指導者・ギャレス先生が、14〜18歳の、家庭環境などに問題を抱えている若者に、オペラ教え、6週間で舞台にあげるという話。
ギャレス先生の見た目が若い、30歳くらい。実際、いくつなんだろう。それにしても辞めていく子、伸びていく子、子供はさまざま。初めてのオペラに、とまどっているのが分かる。でも見ている側としては、私もオペラ初心者なので、オペラがどんな成り立ちで出来ているのか分かって、面白かった。
しかしBBCのドキュメントは半端ない。どんな番組でも、テレビ朝日「ロンドンハーツ」のSPくらい、手がかかっている。何なんだろう、この情熱は。
「MADE IN BS JAPAN」(BSJAPAN)
BSJAPANの生放送帯番組で、アジアとイケメンをテーマにしている番組なんだそうだ。月曜は韓国、火曜日は香港、水曜日は韓国エンタ、木曜日は台湾、金曜日は日本…らしい。
私が見た時は、韓国のアイドル、大国男児が、韓国式蒸しパンを作っていた。なぜに蒸しパン。
あとパク・ジョンミンというアイドル(元SS501というグループの人)が、ビデオゲストで出ていて、キラッキラの王子様キャラで、見てて呆然としてしまった。何といいますか、明るいガクト様っていうか…。どこの国の女子も、非現実的な王子様が好きなんだなあ、と思いました。
「M! COUNTDOWN」(BSJAPAN)
韓国の音楽ベストテン番組(字幕付き)。ダル・シャーベットという女子アイドルグループや、ダルメシアンという男子アイドルグループが出ていた。曲のタイトルが「あの男は反対」など、直訳で出てくるのが、味わい深い。
最近K-POPは、なぜか「曲のイメージがアメリカン50’s」というのが流行っているのだけれど、みんなその路線でちょっと退屈だった。ちなみに今回の1位はG.NAという女性ソロアーティストでした。 |