名前は聞いたことがあっても、 いざ実物を目の当たりにすると それが一体何かかわからない。
そういうことってたまにあると思う。
今回は私が先日 「これ何?!」 と思ったものについての話です。
(T・斎藤)
順を追って話そう
先日、長崎県西海市にある 七ツ釜鍾乳洞というところに行った。
そこは国指定天然記念物というだけあって、 なかなか見応えのある場所だった。
地下に広がる非日常的な光景を堪能して地上に出ると、 その目の前にそれはあった。
でかいジャングルジム?
それはパッと見、何か水に関係する設備に見える。
建っている場所は、今は水が流れていないが川のようだ。
遠くから見た時、水を渡すための橋(水管橋)かな?と思ったのだが、そうではなかった。と言うのも両側の壁にパイプが通ってない(!)。もちろん中を水が流れているような音もしない。
答え=砂防ダム
いきなり答えを書いてしまったが、 鍾乳洞の受付のお姉さんに聞いたらあっさり謎が解明。 これは「砂防ダム」とのことだ。
砂防ダムなら私も知ってる。 土砂崩れしないよう山の斜面に設けられた堤防みたいなやつだろう。
が、私の知ってる砂防ダムはコンクリートの壁のようなもので、こういうジャングルジムみたいなタイプではなかった。 そういうものもあるとは知らなかった。
そういえば以前、肥薩線に乗って日本三大車窓と呼ばれる景色を見た時、砂防ダムがあったのを思い出した。
家に帰って過去の画像データを引っ張り出して見てみると
が、写真をよく見てたら、同じジャングルジム・タイプのものもしっかり写っていた。
しかし遠くで上から見るのと近くで下から見るのとでは、まるで別ものに見えても、まぁムリはないと思う。
ちなみに場所はこちらです。