ところで、足が結構余る
この人袋は身長185cmまで対応出来る大きさなので、身長170cmの僕にはやや大きすぎる。普通に着ると足の部分が結構余ってしまうのだ。
だから歩くと、「殿中でござる!殿中でござる!」(忠臣蔵のワンシーン)みたいになってしまう。長袴っぽい。
それに、足先を出せないので靴を履けないから外に出られない。これは困った。が、実は足先だけ人袋の外に出す裏技があったのだ。
あ、足先だけ出た
この人袋は足先から肩までファスナーになっているのだけど、そこに3つスライダー(手で持って引っ張る部分)が付いている。だから、上の部分を閉じまま足先の部分だけ開くことが出来るのだ。理屈判るだろうか?判らなくても困らないので判らなくてもそのまま読み進めてください。
さて、そうして足先だけ開けると左の写真のように足を出せる。しかし、見ての通り足を出せても、人袋の足先がダブダブと余ってしまっている。どうしたらいいか?
バンドで止めてしまえばいい
サバイバルゲームで、敵と味方を識別するために付けるマーカーというバンドがある。裏側が全体的にマジックテープ(ベルクロ)になっている。それを巻いて、人袋の余った足先を止めたら普通に歩けるようになった。
実は人袋の上位モデルは初めから足先だけ出す機能がある。しかし、下位モデルでも工夫すれば歩けるように出来るのだ。
さぁ、準備は整った。お出かけしよう。
自転車にも乗れる
足が出ればこっちのもんだ。靴を履いて外に出ることも出来る。歩く事はもちろん、自転車にだって乗れちゃう。
ずっと家の中でしか着てなかったので、外に出るのに少しだけ抵抗があったけど、こうして写真を見る限りわりと普通だなって思った。そんなに違和感がない。こういう人、普通にいる(いや、いない)。
残念なのはこの日は天気が良くて暖かかったことだ。この下は半袖のTシャツなのだけど、寒くないどころかむしろ暑い。もっと寒い日に撮影したかった。
コンビニに寄った
そういえばプロバイダの料金を払ってなかったので、コンビニに寄った。ネットを止められたら一大事だ。原稿を書いても入稿できなくなってしまう。
コンビニに入ると全然普通に接客してくれた。ジーンズのお尻のポケットに入れた財布を取り出すのがやや面倒だったが、問題ない。
田舎だとこういう奇行じみたことをすると、顔見知りの店員に事情聴取されてしまうところだ。東京は基本的に奇行の人は放っておかれるから楽だ。
菜の花が満開でした
さて、このまま葛西臨海公園に出かけた。葛西臨海公園で人袋の「どこでも寝られる度」を測ってみたいと思う。測るっていうか、感想みたいなもんだけど。