ネーミングライツとは?
ネーミングライツとはつまり命名権、対象となる公共施設に有料でスポンサーネームをつけることができるというビジネスだ。日本でもいくつか事例はあったが、何と言っても渋谷区の渋谷公会堂が「C.C.Lemonホール」になったのがファーストインパクトだろう。東京都が持っている東京スタジアムも「味の素スタジアム」となってからだいぶ時間が経ち、今となってはネーミングライツ後の名前の方が馴染みがあると思う。
今回、全国に先駆けてダムという方向性を打ち出した宮城県でも、既に野球場やコンサートホールだけでなく、公園や県有林でもネーミングライツが実施されていた。森の命名権!
宮城県ではないけど、なんと市電の停留所にネーミングライツを行っている自治体もあるらしい。知らない間にネーミングライツは自治体の収入源としてすっかり定着していたのだった。
多くの人が訪れるスタジアムやホールの契約料は年間数千万円と気が遠くなる数字だけど、今回募集されているダムは最低30万円からと非常にリーズナブル(個人の感想です)。正直言って僕が買いたいくらいだ。
これは担当の方にぜひお話を伺わなくてはならない、と思った。取材ではない、商談である。 |