ローメンはもともとチャーローメン(炒肉麺)という名前だったのだが、いつのまにかチャーがとれてローメンとなったらしい。しかし、かあちゃんが修行した元祖の店と基本的に同じ作り方ということは、最初からまったく炒めていないということか。
あとから誰かが焼きそば風ローメンをつくって炒めるバージョンが誕生したらしいのだが、そのころにはチャーローメンではなくローメンという名前が定着しているというミステリー。
ああモヤモヤする。
マトンが臭くてうまい
できたてのローメンを食べてみると、マトンが大丈夫かどうかで評価が分かれそうな味がした。私はとっても好きな味。ジンギスカンからあふれ出した汁で麺を煮込んだような感じといえば伝わるだろうか。北海道で売れそうだ。
特製のタレとスープ、そしてマトンの臭みを吸いこみまくった麺が抜群にうまい。このなんだか元気が出そうな味はマトンだからこそ。案内してくれたIさんが、風邪を引いたときにここのローメンが食べたくなるというのがわかる気がする。 |