ロゲイニングというという遊び、というか競技があるらしい。
オリエンテーリングの様に設置されたチェックポイントを回るのだが、オリエンテーリングとは違い、回る箇所や順番が決められておらず、無数のポイントから自ら選んで回り、得点を競うらしい。
ロゲイニングのホームページを見ると、「本気のトレイルランニング(山走り)から、お弁当持参の宝探しピクニック気分まで」と、書いてある。
それしたい!お弁当持参の宝探しピクニックの方やってみたい!
(尾張 由晃)
気合いが違った
通常は6時間とか12時間、なんと48時間の大会まであるらしいのだが、今回は3時間のお試しの様な大会らしいので。友人を誘い、参加してみた。
友人たちには、お菓子は一人300円までと連絡し、さー、今日はのほほんと楽しむぞー。と、思っていたら。
やばい、みんな走る気満々だ。「ピクニックとしても楽しめるよ」ってのは「フルマラソン出て一歩も走らない」みたいな、やろうとしたら出来るけど、まぁ、しないよね。みたいな感じだったのか。
前提条件から間違えて参加のロゲイニング。それでも我がチームはゆるゆるとやりきろう。
大会の鍵を握る作戦タイム
出発の準備を済ませ、地図の読み方や、ルールの説明を受ける。その中で一番強く言われたのは「去年は迷子になった人もいたから、絶対に帰ってこい」と、いうこと。
制限時間3時間で、30分を超えたら、捜索願を出すらしい。 もうピクニック気分でいちゃいけないかも…と、思っていたら、急に人が群がりワッと盛上がった。地図が配られたようだ。
ロゲイニングではチェックポイントに偏りがあったり、チェックポイントごとに点数が違うので周り方によって得点が全く変わって来る。戦略が大事なのだ。
なので、僕たちでも戦略が上手く立てられれば、上位に食い込めるかも知れない。そんな期待をもって地図を受け取った。
よしっ、作戦立てるぞっ!と気合い入れて地図を見た感想は、「えっ、なに、よくわからない」だった。地図を見ても距離が掴めない。制限時間内にどこまで行けるのか予想がつかない。
作戦は行き当たりばったりだ
どうするどうすると考え、結局決まったのは一番近いチェックポイント行ってみて、そこからまた考えよう。という事だった。つまり、何も決まってない。まま、スタート時刻を迎えてしまった。
他力本願通じぬ世界
どうしたら良いのか分からないままスタートしたが、まぁ初めは周りに付いていけばどうにかなるだろう。