土曜日の夕飯といえば、家族みんなでステーキ。そんなイメージもあるのでステーキを焼こう。
にんにくと醤油と黒コショウの功績で、すっかりステーキだ。人類は今までコンニャクや大根や豆腐を焼いてステーキだと言い張ってきたが、ぜひ冬瓜も「なんちゃってステーキ」の仲間に加えてほしい。肉を食べない食生活も夢じゃない。
そろそろ肉が食べたくなったので、豚バラを使います。気づけば火曜日のあんかけで使ったひき肉以来、肉を使ってなかった。
うまい。しかも薄切りなので煮込まずにすぐ出来上がる。冬瓜はやっぱり肉のコクを目一杯吸うのが魅力的だ。 調理時間と味のバランスを考えると一番おすすめです。
いよいよ最終日。七日間、恩恵をもたらしてくれた冬瓜に感謝を込め、じっくり煮込んであげようと思う。
さすがの煮込み料理である。ばっちりだ。煮込んでもしゃくしゃくした歯触りは健在でおいしい。ひとつ言えば冬瓜でなくてもよいかなという気はする。でもおいしいです。
なぜトマトと組み合わせようと思ったかというと、いろどりがよさそうだからで、それ以外の理由は特にない。
ドレッシングはごまドレと焼き肉のたれを半々にしたものにした。適当にトマトと合わせたが、これがとてもおいしかったのだ。トマトの甘酸っぱさが冬瓜のうすぼんやりした味に乗っかりうまい具合にまとまっている。 もっと早くやればよかったかもしれない。
これほど飽きない野菜があるか、と思う。最初は食べきらないで腐らせてしまうんじゃないか…と心配していたが、一週間を終えてもまだやってみたいメニューがあるくらいだ。冬瓜なら一ヶ月でも二ヶ月でも飽きないと思う。
言い忘れていたことがある。冬瓜には解熱作用があって、体を冷やす効果があるのだ。だから夏に食べたほうが体には良く、冬はあまり食べないほうがいいらしい。