長い。キャプションが長いのだ。そしてキャプションではなく物語である。兵馬俑がネコよけである可能性を指摘し、十津川警部シリーズのBLを夢想する。
「カメさんって名前だからきっとBLあるよ!」
そんなつっこみで大山さんの妄想に参加したくなるのがくやしい。
このペッ景シリーズを見ていて思ったのだが、3D写真でもやっぱりストーリーが写真を味わい深くさせるのだ。
3DポータルZは早くも思春期です
映画ははじめて登場したとき、ただ写真が動いているのを面白がるものだったと聞く。やがてストーリーのある作品が登場し、いまの映画につながっていく。
宇宙の膨張並みのスピードで拡大する3DポータルZでも、写真が飛び出してておもしろいという初期衝動の時期は過ぎて、ストーリー性を求める時期がやってきたのかもしれない。
ワーイワーイとはしゃいでいられた子ども時代は終わりを告げ、思い悩む思春期がやってきたのだ。「からだの丸み」「個人差」という文字がゴシック体で書かれる季節がやってきた(保健体育の教科書ならば)。
ほかにストーリーを感じさせる3D写真はこれだろうか。 |