一口食べると、まったく土だ。 口に入れた時のおいしさは健在だけど、飲み込む頃がくると逆襲が始まる。何一つ変わっていない後味。
個性の強い食材で隠ぺいするのはどうか。匂いを打ち消しあってプレーンな味に生まれ変わったりしないだろうか。してくれよ。
土は消えていないけど、チーズの体積がきいている。タバスコの辛みも土を忘れさせてくれる。一瞬の麻酔のようなタバスコ。あれ?土かな?と思った瞬間に飲み込んでしまえばよいのだ。
「あ、つち(ごくん)。OK!」
日差しが見えたところで気を良くして、次は生にチャレンジしますよ。