ゲーム途中ですがルール変更をします
ここで突然ですがルール変更のお知らせです。
お互いが選んだものを食べて当てるのではなく、第三者が選んだネタを二人で食べて当てるほうが、よりゲーム性が高くなるのではという判断のもと、三回からはカメラマンの編集部安藤さんセレクトのネタを二人同時に試食する形式に変えます。
三回戦は甲イカ
さあルールが変わって最初のゲーム。出題者の安藤さんが選んだネタは甲イカ。イカはほかにアオリイカ、姿やりイカと三種類あるのだが、ゲソがないので実質甲イカかアオリイカの二択問題だ。
工藤さんの答えはアオリイカ、私の答えはサクッとした歯ごたえから甲イカ。どちらのイカも釣って食べたことがあるので、その食感の違いで判断ができた。
なんていうのは正解したから言えるのだけれど、目をつぶって食べたことで、その違いがよりはっきりとわかったような気がする。
どちらも北海道ではあまりなじみのないイカだと思うので、工藤さんは食べなれていなかったか。
四回戦はビントロ
続いてはビントロ。ふわっと口の中でとけていく幸せ。これはよく食べるネタなので、食べた瞬間にメニューをみなくてもわかったのだが、工藤さんの答えは「ザ・スシという感じですね」といいながらのサーモンの玉ねぎ無し。
工藤さんは北海道が恋しいのだろうか。
さっきから気になっていたのだが、ここの回転寿司ってこんなにおいしかったっけ。
音楽のライブでステージを見ながら聴く音と、目を閉じて聴く音が全然違うように、目を閉じて食べる回転寿司はその味の印象が全く違うようだ。
脳のキャパシティすべてが味覚に集中しているこの感じ、なんでもいいから目を閉じて食べてみて感じてほしい。
またなにを食べているかわかっていないだけに、味の予想をしないで食べる分、先入観なしにストレートな味がわかるような気がする。
五回戦はアナゴ
安藤さんが五回戦に選んだのはアナゴ。一口食べてまず甘さが感じられて、「寿司なのに甘い!」とびっくりした。この試合の回答は、私がアナゴで工藤さんはウナギ。回転寿司好きをアピールして参戦した工藤さんがまさかの全問不正解。
間違えがちなこの二種類だが、勝ち誇った顔で「いや、ウナギはもっと皮が固くて、アナゴのホロホロした感じとは違うんですよ」と説明する私は、相当うざかったことだろう。
これにて試合終了。0対4で私の勝ち。自分の得意分野での勝負なのだがとりあえず勝ったのでうれしい。エビサラダを間違えたのがいまだに悔しいけれど。
さて一試合を終えて食べたお寿司はここまでで5カンとまだ腹三分目。ぜんぜん食べたりないし、このゲームが予想以上に面白いので(勝ったから)、第二試合は安藤さんと私の対決だ。