シンドラーの手すりは「つ」の字型
ゆりかもめ汐留駅のエスカレーターはシンドラー。 海外ブランドのシンドラーのエスカレーターは国内メーカーのものとはかなり違う。ぜんぜん違う。そのため見分け方は超簡単。一度気がつくと、もう二度と忘れられないくらい強烈だ。
シンドラーのものはほぼ100%この形だ。 これを知ったときは、なぜ今まで気づかずに生きていたのかと反省した。
日立のステップは手前が黄色
お台場海浜公園駅のエスカレーターは日立製。日立オリエンテッドの特徴は、スカートやサンダルの巻き込み注意を喚起する黄色のライン(デマケーションライン)。
「まきこまれる側」にだけついているのが主流なのだが
国内エスカレーターシェア第2位の日立は、その地位に甘んじることなく、こうやって日夜細かい部分で差別化を図っているのだ。きわめて日本メーカーっぽいきめの細かさである。
東芝の床板はカミソリ模様
エスカレーターの注目すべき3つめのポイント、床板とは、ステップ手前の銀色の部分のことである。ここをぱかっとはずして下部駆動の点検をする。
3つめにしてしまったが実は、床板にメーカー名が書かれていることが多いので最初にここを見るのがてっとり早い。そして、模様も各社オリジナルなのである。
東芝の最新の床板は、カミソリ模様のマーク。
どうにかこうにかすると「T」に読めるかもしれない。読めないかもしれない。 床板にはメーカー名が入れられていることと、入れられてないことがあるが、このカミソリ模様であれば確実に東芝だと思って間違いない。 ゆりかもめならば、台場駅が東芝。フジテレビとのサザエさんつながりで覚えよう。