無難な柄・ストライプで挑戦

父親のネクタイ

生まれ変わったらペイズリーになりたい

うわー、すげー模様がいっぱいあっておもしれ〜。と貰い受けたネクタイだったが、さすがに時間がつぶれる。

大体これは何なんだ？ペイズリー風？花なのか、葉っぱなのか。ひょっとしたら隠喩かも、すんごいエッチなことを表わしているのかもしれないぞ。だとしたらそんなものをクビからぶら下げていていいのか、捕まらないのか！？と思ってドキドキしたりもする。

僕の瀕死の際に、燃え盛る炎のような鳥がやってきて、「あなたはこれから死んで生まれ変わるのです、そうです、ペイズリー風の柄にです。」そう予言されたらどうしよう。

柄だ！来世はペイズリー風の柄だ！今世なんてどうでもよくなってきた。そんなやけくそ気味な前向きな気持ちだって湧いてくる。

あ、今この状態は飽きてない。さすがベテラン向け柄はけっこうもつ。

おっちゃん柄の奥深さ

じっと見た瞬間に「クイズ！この柄は一つ一つちがうのか、それとも2パターンしかないんでしょうか！？」が開催される。

このクイズに答えが出ることはない。え〜と、ちょっと待てよ。この柄はこんなんで、さっきの柄は、あ、どんなだっけ？と、細かい図柄を見ている間に前の一つを忘れてしまうからだ。

なぜ一つの柄を記憶できないのか？一つの理由として、この柄に意味を見いだせないというのがあるだろう。なんだかわかんない柄は記憶の網にひっかからず、いつ見ても新鮮なのだ。

もう一つの理由はただあたまがわるいんだ。