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土曜ワイド工場
 
夜になると元気になる動物さがし

野良猫たちは夜、どうしているのか

野良猫たちはどんな夜を過ごしているのだろうか。

人なつっこい猫たちのいる島、江ノ島で調査をした。


橋を渡って気軽に上陸できる島、江ノ島。

夏の江ノ島の昼間の賑わいといったらすごい。重みで島が沈んじゃうのではないか、というくらいに人がいる。


特に夕方の盛り上がり方が東南アジアっぽいです。

そんな江ノ島はいま午後4時。

まだ日も高く、気温も高い時間帯だ。野良猫たちはというと。


全力でだらけていました。

会った猫、ほぼみんな寝ていた。

この写真を撮りに行った頃、都内では37℃を越える猛暑が続いていた。海風の通る江ノ島はそれほどではないにしろ、毛皮にくるまれてる猫だ、人にはわからない苦労もあるに違いない。風の通る日陰で、みんな寝ていた。


はじめ木かと思って通り過ぎたが、二度見したら猫だった。
日陰の石は冷たくて気持ちよさそうです。

我が家でも猫を飼っているのだけれど、やはり昼間はずっと寝ている。でもよく考えると夜もまた僕らと一緒に寝る。つまりずっと寝ているのだ。

野生の猫はどこかの時間で食いっぷちを探さなくてはいけないはずだ。やはりそれは夜なのか。

猫たちの夜を見守るため、日が暮れるのを待つことにした。


太陽が水平線に沈んでいくのが見える浜。周りはカップルだらけだった。ライター地主さんが、夏の江ノ島には近づかないようにしている、と言っていたのを思い出した。
恋人と見たらさぞかし夜行性な気分になるであろう夕暮れでした。

さて、そろそろ出かけるか。

すっかり暗くなった午後8時。野良猫たちはいよいよ行動を開始した。


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