展示のそばではディスプレイに生息当時の再現映像が流されていた。その中でも肉食恐竜から逃げまどうというポジションで、表情もいい味だ。説明パネルには「今のライオンのような姿にも見えるが」とあるが、それは言い過ぎではないか。
それにしてもこの展示コーナーは結構な人気で、たくさんの人が足を止める。中でも真剣な顔で見ている子供が「○○くん、これ好きなの?」と家族から聞かれ、首をすばやく
横に振っているのが印象的だった。
別に好きではないけれど、なんか気になるというその気持ち、よくわかる。それが情けない顔の魔力だ。 |