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はっけんの水曜日
 
おもちゃは楽しい


7月15日から東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2010」を見物してきた。
おもちゃを扱う展示会なので、きっと楽しいにちがいないと思っていってみたのだが、期待に違わず楽しいのなんのって。
やっぱり「おもちゃ」っていうのはとってもおもしろい。

工藤 考浩




商談見本市に潜入

東京おもちゃショー2010は7月15日から開催されたのだが、初日から二日目までは商談見本市、土日に当たる三、四日目は子供たちも含めた一般公開日になっている。
僕はプレスという扱いで、初日のいわば「大人の部」を見学してきた。
この日なら子供にじゃまされずにじっくり楽しめるわい。


おもちゃショー、大人の部

入ると同時に高まるテンション

「東京ビッグサイトで開催される」というだけで、だいたいどんなジャンルの展示会でも楽しいものだが、それがおもちゃとなると、楽しいのはむしろ当たり前で、逆に当たり前すぎて記事になるだろうか、と心配していたのだが(「遊園地が楽しかった」というのでは記事としてどうかということだ)、会場に一歩入ると広がるキラキラとした明白なワンダーランドっぷりに、すっかりそんな心配もわすれてしまった。


ケイドレーダーなる玩具


ハイテクすぎるんじゃないか

まず目に付いたのが、「ケイドレーダー」なる玩具を紹介するブースだ。
みなさんは「ケイドロ」という遊びをご存じだろうか。
僕は大人になってから名前を聞いたことはあるけれども詳しい内容は知らなかった。
説明を聞いて、それって「助け鬼」じゃん、と合点がいったのだが、きっとみなさんもそれぞれの呼び名で似たような遊びをやっていたに違いない。
ようするに、チーム分けした鬼ごっこのことだ。
そしてこのケイドレーダーは、「ケイドロ」をハイテクで遊ぶための専用おもちゃなのだ。
(詳しくは公式サイトで−音が出ます)


これを腕にはめて遊ぶ
相手が近くにいるかどうかわかるらしい

これを参加者が持って遊ぶと、相手の距離がわかる仕組みになっているようだ。
鬼ごっこに電波センサーなんてすごい。
最近ではGPSで鬼ごっこをするという話しも聞くが、子供用のおもちゃにまでこういう仕組みが使われるとは。


たのしそうだ、やってみたい

高性能おもちゃ

僕は、子供の頃にちょうどゲームウォッチが発売された世代なので「最近のおもちゃは」などといえる立場ではないが、それにしても高性能ですごい。
もっとすごいのは、子供たちがそれを受け入れているところだ。


ロボットおもちゃも驚くことではなくなった
もはや定番になったヘリコプター

大人がハイテクを駆使して、きっと何日も徹夜してつくったおもちゃも、子供たちがおもしろいと思わなければ、見向きもされずに消えていってしまうのだろう。
おもちゃの企画をするのは楽しそうだけれど、きっと子供は正直だろうから、大人みたいにブランドとかにごまかされない分、シビアだろうな、と想像した。


ヘリコプターに夢中の大人たち


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