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フェティッシュの火曜日
 
北斗七星の形をした柄杓はありえるか

北斗の柄杓が出来るまで

あの北斗七星型の柄杓を作るには、 まず本物の北斗七星を見てみなければと思い星空を見に外へ出た。

そういったフィールドワークがものづくりの資料集めに大切なのである。


でも山奥の平原とかではなく近所の公園。
夜空に瞬く星を見上げる、という言葉がまるで似つかない雰囲気。

ザ・曇天。

曇ってて全然見えない。そういえば梅雨だった。

まあいくら梅雨とはいえ1日ぐらい晴れる日はあるだろう。そう思って待ってたら、もうずっと曇り。 原稿を書いているいまも天気はどんよりしてて、星なんて存在しないんじゃないかと思うぐらい 見えなかった。


もうこれが北斗七星でいい。
たまたま立ち寄ったお寺の柄杓がアルミ製だったのは見なかったことにしたい。

結局実際に北斗七星を見るのは諦めて本を借りてきた。


本の便利さに感動。

さて本を参考に北斗七星の形を描いた。


だいたい正しいです。

星と星を線でつないでるので当然ながらカクカクしてる。

これ、金属の柄なら叩いたり曲げたりすることで割と簡単に作れそうだけど、 ここはやはり日本の伝統的柄杓にあわせて木で作りたい。

なのでこちらのサイトを参考に曲げ木に挑戦してみることにした。

まず曲げ木用の型を作る。 北斗七星の柄部分をプリントした紙とアルミの板を用意。
点に合わせて目印を書く。

そしてその目印を壁などを使って押し曲げる。
次にインクが壁に写って落ち込む。敷金が・・・。

北斗七星型の板が出来ました。
それを魔法で2つにします。

これで型が出来たので曲げ加工したい木を水につけて柔らかくする。


レンジで茹でるスパゲッティ容器の万能さ。

本来なら一週間近く浸しておくべきらしいが、 それだとさすがに締め切りに間に合わず、ただ木を水に浸した記事で終わりそうなので、 今回は一晩だけにしておく。


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