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ひらめきの月曜日
 
粉末ソースで味付きゆで卵


これを使います。ソース好き集まれ!

昨年末の古賀さんの記事で、各ライターの方に聞いたライフハックを紹介しています(こちらの記事)。

その時、私は「ゆで卵に焼きそばソースの粉をかけて一晩おくと味付けたまごになる」という技を紹介しました。しかし、人から聞いただけで実際には試したことがありませんでした。

今回その方法を試して、卵やその他の食品を味付け化してみました。

馬場 吉成



我が家は結構残ります

スーパーでヤキソバの麺を買ってくると、大体の場合、中に粉末のソースが入っています。


麺1玉に1袋ついています。ついて無いのはあるのか?

通常はこの粉末を使ってソースヤキソバとします。しかし、味を控えめに調節したり、別のソースを使ったりすると粉末が残ります。


我が家ではオイスターソースと紹興酒を使ったり、鶏ガラスープと塩コショウ、水溶き片栗粉であんかけヤキソバにしたりするので残ることが割りと多い。

この残った粉末ソースの使い方を人に聞いた時に帰ってきた答えが、上の味付きゆで卵を作る方法でした。

 

やり方は凄い簡単

人から聞いた粉末ソースを使った味付きゆで卵の作り方は凄く簡単です。袋に入れたゆで卵全体に降りかけて一晩おくだけ。それだけでした。まずはゆで卵を作ります。


どうせならラーメン屋で見るような半熟卵にします。常温に戻した卵(Lサイズ)を熱湯で6分半加熱。加熱後即冷水に浸してよく冷やす。回転させながら茹でると黄身が寄りません。金ザルに入れるとやりやすい。

茹で上がったゆで卵をビニール袋に入れて粉末ソースをかけます。


袋に入れて軽く転がす。ちなみに、茹でる時に湯に塩と酢を少々入れると卵の殻が剥けやすくなります。

そして、一晩冷蔵庫で保存しておいたものがこちら。


ひとまずそれらしく出来る。

外見は見事に味付きゆで卵になりました。粉末ソースの多く付いた場所ほど色が濃いので、色に多少ムラがあります。半分に切って断面を見てみます。


見た目は間違いなく味付きゆで卵

粉末ソースがしみこんで色が変わった部分は少ないものの、見た目は間違いなく味付きゆで卵になっていました。通常、ラーメン屋などで出る味付きゆで卵は醤油、みりん、出汁を使っています。
こちらの記事参照)

 しかし、これは残った粉末ソースのみ。それでも十分味付きゆで卵となっています。見た目は・・・

違う点が1つ有り

この粉末ソースで作った味付きゆで卵。見た目はよく見る味付きゆで卵と変わりません。しかし、1つだけ違うところがあります。味です。

醤油味ではありません。ソース味なのです。食べた瞬間は「おっ、味付きゆで卵だ!」と思うのに、徐々に違和感が出てくる。「味付きゆで卵=醤油味」というイメージが強いのか、見た目と味のギャップに途惑います。


醤油味の味つき卵なら日本酒も行けるが、これはビールですね。年季の入った立ち飲み屋で飲んでいる気分。

しかし、これはこれとして美味しいです。ソース味好きの人にはこちらの方が好まれるでしょう。ビールのツマミとしてもなかなかいけます。

 

この際いろいろ味付き化してみよう

粉末ソースによる味付きゆで卵は、漬けダレを作る手間がなく、残り物の粉末ソースだけで済むのでお手軽でした。少し変わったお手軽酒のツマミとしてたまに作るにはちょうどいいでしょう。

お手軽ついでに別の物もソース味付き化してみました。全部で5種類。粉末ソースによりソース味付き化しています。


白い私があなた色に染まるのね。ハンペンです。
ワサビ醤油にしてくれません?カマボコです。

おれをソースで染める気か!豆腐です。

塩で浅漬けじゃなくてソース?カブです。
ソース?そういう話は聞いてないよ。大根です。

全体的にソースというより醤油イメージの食材です。卵と同じく白いということで選択しました。上手く行けばこの中から我が家の定番ツマミとなるものが出てくるかもしれません。順に見ていくか、各写真をクリックすればそこから見ることも出来ます。

さて、結果はいかに。


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