いま小学生男子に大人気という『ベイブレード』。
お子さんをお持ちの方や、10年程前に起きたという第一次ブームを経験した若い男性なら知っているかもしれませんが私は今回初めてちゃんと知りました。
もしや私だけ知らないのかもと思い友達や同僚に聞いてみたところ「スケートだっけ?」と逆に聞かれたけれど、それはローラーブレード。
ベイブレード、それは小さなスペースで行われる真剣バトルでした。
(小堺 丸子)
ある日、ご近所さんに「今度ベイブレード大会を開催するので暇なら見に来てください」と誘われた。私は「あ、はい時間あえば是非!」とお調子ものならではの軽い返事をしたものの「(ベイブレード?なんだっけ?)」と思った。
なんとなく名前は聞いたことある気もするけど・・・、何だかよく分からないまま見学に行くことに。
まずはイメージ
当日、会場に行く前にベイブレードのイメージを描いてみることにした。 ついでに同行してもらった友達にも描いてもらう。
知らない知らない言いつつも、私は「独楽(こま)」のイメージが何となくあった。「ベイ」も「べいごま」から来ているのではないかとピンときた。そしてきっと「べいごま」よりもずっと進化し、子供を夢中にさせる早くてカッコイイ独楽なんだ!「それ普通の独楽じゃん」と友達に言われてしまったが、、画力の問題だ。
会場のミルクショップに集う
そんなイメージをお互いに持ちながら会場に向かった。
こちらは牛乳屋さんなのですが子供向けイベントをやったり一坪ショップを展開したり、皆の憩いの場を提供しているのです。
選手が集まったところでルール説明
子供達と付き添いの親御さんたちが集まったところで大会のルール(非公式)説明をしてくれました。
知らない単語がいっぱいですけど・・・!
(ちなみにこの大会、小学生まで限定なので私は不参加です。) 見ると子供たちは各々小さな工具入れのようなものを持参しておりまして、そこから出てきたのは・・・やはり独楽だった!
形状や操作方法など予想イメージとはちょっと違っていたけれど、枠内で相手の独楽と戦うルールは昔やったことのある「べいごま」と変わらなかった。要は相手の独楽を「スタジアム」と呼ばれる枠外に弾き出すか、長く回っていた方が勝ち。
それではいざ、バトル開始!
スリー、ツー、ワン、ゴー、シューッ!!(決まりの掛け声)
写真だけでは雰囲気が伝わらないかと思い、ついジョジョ的に加工してしまいましたがこんな感じで子供たちが激しく真剣な戦いを繰り広げておりました。
動きはこんな感じ。
こうして次々と対戦が行われる合間、本日最年少参加である4歳の子がベイブレードのやり方を教えてくれました。
ランチャーという器具(形状は数種有り)にベイを取り付けてヒモを引っ張るみたいです。
3歳から遊ばせているという親御さん曰く、「引っ張るだけだから2歳くらいからできるかも」とのこと。これは小さいお子さんへのプレゼントにいいですね。
かっこいいポージングは伊達じゃなかった
という感じで約1時間半のバトルを終え、表彰式が行われた。チャンピオンになったのは全体を通して一番ポーズが様になっていたR君。
強さの秘訣を尋ねたところ、「左手がブレないようにしっかり固定することと、紐を素早く引き抜いて早く回転させる」とのこと。なるほど、あのポージングは伊達じゃなかった。
とはいえ子供達をまとめるのが大変そうでした。
せっかくなのでちょっと体験
最後に、吉永さんの息子さんのベイグッズを借りて私もちょっと体験させてもらうことに。
これらを組み合わせてベイを作ります。
言われるがままに、パーツを組み合わせていくと、
これらのパーツの組み合わせで、回転の動きや速さが変わってくるそうな。よく飛び跳ねるというボトムをつけた時の動きはこんな感じ
さて、それではやらせていただきましょうかと 自作したマイベイを握りしめ、私と同じく本日初めてベイブレードに触れたという子を相手に勝負を挑む!
歳まで投影されてしまったのか簡単に負けちゃいました。 (ちょっと悔しい)
大人も子供も熱くなれる遊び
結果ベイブレードはブーメランじゃないし、刃はついていなかった。
タカラトミーが発売後、漫画やアニメの影響もあり一時は品薄状態になったという人気ぷりのベイブレード。
これなら初めての人でも年齢問わず遊べるし、相手がいないとできないから友達も増える。形や操作方法はだいぶ変化したものの、独楽は昔から変わらない人気の遊びなのだなと実感いたしました。
取材協力:ミルクショップ ワタナベ
「こういった地域交流をする事でお互いの顔を覚え、子供達にとって安全で住み良い環境にしていきたいなと思ってます。」 住所 葛飾区四ツ木1-33-4 TEL・FAX 03-5672-0369(オーミルク)