絵描き歌にならなそうなものを絵描き歌で描いてみる

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はっけんの水曜日

はたらくくるまはけっこうな複雑度

これがあったか！と、以前買った子供向けの乗り物本を片っ端から見てみたが、なかなか絵描き歌にし易そうな車が見つからない。どれも複雑だからだが、それでもなんとか、形にし易そうな車を見つけた。「排煙高発泡車（はいえんこうはっぽうしゃ）」「杭打ち機」だ。

この太いチューブに惹かれた。これだ！

争いごとから逃げてる車、みたいに見える。

「排煙高発泡車」歌詞

　家が一軒　建ってるよ
　玄関・トイレに　リビングひろびろ
　あとからムカデも　こんにちわ
　燃えるゴミの日　燃えないゴミの日
　巨大な芋虫　出てきたぞ
　あっという間に　排煙高発泡車

広々したいい家をイメージしたのに、ムカデやゴミが出てきて申し訳ない。

このまっすぐなところに惹かれた。

こういう柄のTシャツも悪くない気がしてきた。

「杭打ち機」歌詞

　おめめが２つ　覗いてた
　スリッパ１つ　落ちてきた
　壁に当たって　跳ね返る
　天井から何か　落ちてきた
　あっという間に　杭打ち機

なんだかコントみたいな内容だが、この先どこでこれを描いて披露する機会があるのだろう。あの丘の向こうには何があるんだろう。　

乙幡の「歌って覚える生物」

最後はこれ「植物細胞」。前々回の記事（「夏の和菓子で植物細胞を再現」）で取り上げたばかりだが、興味深いので引き続き話題にしたい。

なぜなら記事にした翌日に、実物が届いたから。

組み立てたあと。おお…清涼かつ透明。お宅の玄関にもぜひ。

なんだか楽しそうではある。細胞イェー！

「植物細胞」歌詞

　海に潜って覗いたら　ウニがいっぴき　かかってた
　昆布もひらひら　子持ち昆布もひーらひら
　ウミウシ　クラゲも大漁だ　水中眼鏡でロックオン
　今日は大漁　網引くぞ
　あっという間に　植物細胞

しまった、各部の名称はこれでは覚えられない！絵が描けるだけだった！

歌に歌詞をどう載せるかとか、既成の概念にとらわれていたりとか、なかなか自由にイメージを広げられなかったりとか、難しいところもあった。が、総じて面白く、発想の訓練みたいなものになった。子供のほうがこういうことは得意かもしれない。

今度機会があれば、振り付きでやってみたい。

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