更に上の物もあります
仏教の経典である「大般涅槃経」には、五味として順に「乳、酪、生蘇、熟酥、醍醐」が書かれています。「乳より酪を出し、酪より生酥を出し、生酥より熟酥を出し、熟酥より醍醐を出す」とされ、醍醐は最上の味であって、そこから醍醐味という言葉が生まれたとされています。
この醍醐。蘇から作られるわけですが、その作り方については記録が一切残っていないため、作ることが出来ません。幻の味と言われています。「醍醐は蘇の精なり」なんて記述が残っているので、蘇を更に何らかの方法で精製すると出来るかもしれません。
試しに蘇を更に加熱してみたのですが、ただ焦げただけでとても最上の味とは言えませんでした。是非味わってみたいですね醍醐の味。そのうち醍醐の味の追及をしたいです。
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味の系統は似ているが明らかに砂糖的甘さがしっかりある2品。蘇との比較で食べてみたが、古代の人に食べさせたらこっちが醍醐味だと言うかもしれない。甘いは旨い。 |
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