想像以上に高い、棚田・段畑の芸術性
私はなぜ、これまで棚田を見に行かなかったのだろう。そう思えるほどに、棚田や段畑は魅力的なものであった。これからは、私の行きたい場所リストに、棚田が積極的に加わる事になるだろう。
それにしても、機械などの無い時代、人力だけでこれだけの土木構造物を作り上げてしまうのだから、人間と言うのは凄いものだ。
しかしその反面、敷地も狭く、道も限られる棚田や段畑では、機械を搬入することも難しだろう。一つ一つ、手作業で稲やジャガイモを育てるのは、想像を絶するような苦労に違いない。そのような農家の方々の努力によって、このような景観が育まれてきたのだから、まっこと恐れ入る。
高齢化や過疎化が進む中、維持も大変だとは思うが、願わくば、これからもこの景観を、後世へ受け継いでいただきたいものだ。
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手作業で作業を行う農家の方々。本当、頭が下がるのみです |
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