ルビンの壷というだまし絵がある。 注目する部分によって人が二人向き合っているように見えたり、壷のように見えたりする有名な絵だ。
これを自分の顔でやってみたらどうなるだろう。
(尾張 由晃)
イケメン限定ではなかろうか
このだまし絵を見るたび、「鼻が高くて整った顔してるなぁ」と、思う。だから壷っぽく見えるし、人っぽくも見えるのでは無いだろうか。
のっぺりとした顔の自分でやると全然違ったらどうしよう。美容院でカタログを見て決めた髪型と全く同じになっているのになんだか違うものに見える悲劇。それがここでも繰り返されるのか。
僕でも見えた、壷
実際に自分の顔でやってみる。髪の毛が邪魔なのでタオルを巻いて横顔を撮る。自分の横顔をまじまじと見るのは初めてだ。俺って、こんな顔してたんだな。
写真を加工して向き合わせる。なんだか気持ち悪いがそれは置いておいて、間の空間だけを見ると、意外と壷に見えるかもしれない。
更に加工して間だけを抜き出すとちゃんと壷に見える。おぉ!イケる!!やるじゃん、捨てたもんじゃない俺の顔。
出来るとなると実際に作ってみたくなる。
自分の顔でも向き合えば壷っぽくなるのなら、そして顔にも見えるのならば、実際に作ってみたいじゃないか壷。
と、気付いた。メガネをかけたら面白いかも。そういうルビンの壷は見たことないし、何かシルエットも斬新かも。メガネ好きだし、そうしよう!
と、思ったけれどすでに作業を始めていたのでそれは叶わず。次に作る時はメガネバージョンにしよう。と心に決めたが、そういう場合はほぼ次はない。
通常バージョンの作り方や困難は次以降のページで。