5月28日にiPadが発売された。
いつか買うだろうけど発売初日に買う必要もないだろうと思っていた。
だが世間のもりあがりを見ていたらどんどん欲しくなって、結局何軒もの店を回ってしまった。そしてようやく入手できた。
さて、これでなにをしようか。
(林 雄司)
まず思いついたのはこれだ
レントゲンだ。
iPadに骨をうつして胸に当てたら体が透けてるように見えるはず。子どものころに見た飛行機や仮面ライダーの透視図みたいでかっこいい(おれが)。
ではどうぞ。
おお、骨が透けて見える。
そう見えない人は、iPadがレントゲン機能を持っていると思い込んでから見てください。
(リフレイン)iPadはレントゲン機能を持っている、iPadはレントゲンになる、iPadは……ぶつぶつぶつ
ではどうぞ
僕も最初は見えなかったが思い込みで体が透けてるように見えるようになったのだ。メンタル面の強化も大事である。
※ iPadはレントゲン機能はもってません
iPadにいろんな写真を表示させることでいろいろ透けてるように見せることができる。
だるま人間現る!という気分で撮ってみたのだが、写真を見て自分はいったいなにがしたかったのかわからなくなった。自分探しか。
だるまの写真を顔の前に掲げて自分探ししているひとがいたら袋小路にはまっている可能性大である。
ちなみにむかしの風刺まんがとはこういうのだ。
迷彩もできる
iPadで体の一部を透明にすることもできた。まずはこの写真を見ていただきたい。
腕のむこうにある「野球・サッカー」の文字が見える。棒の裏側に腕を通しているわけではない。僕の驚きの演技が昭和の子役みたいなのはiPadには関係ない。
この写真のとりかたは以下の通りだ。
あとは頑張って位置あわせをして写真を撮るだけだ。デジタルカメラから直接iPadに転送できるケーブルがあるらしいのだが売り切れていた。きっとみんな体を透明にしたいのだろう。
ベンチにiPadをじか置きにすると自分のものになった感がある。機械に負けてない。
かつての企画が簡単にできる
これまで当サイトでは顔や文字を板で作る企画はたくさんあった。
発泡スチロールなど加工しやすい素材を使うにしても印刷、貼り付け、切りとりなどの作業は1〜2時間はかかる。たぶん僕は1ヶ月で20時間ぐらいはそんな作業をしているのではないか。ブエノスアイレスに行けるぐらいの時間である。
iPadを買ってみて思った。これがあればああいうことがすぐにできる。
うちあわせの場で面と向かって言いにくいことをiPad吹き出しで表示するのもいいかもしれない。納期を聞かれたときに「まだ手をつけてません」と出すのだ。
カバーも作ってみた
だらだら続くこの企画、最後はカバーである。
iPadを電車のなかで持ち出すのはいささか照れくさい。まるで新しいものに飛びついた人である。まるでじゃなくてまさにその通りだ。
電車のなかで新聞を読むようにしてiPadを読めればいいのだ。
意外にこれがいい。ここまでひょっとこな感じで進んできた本稿だが、これはおすすめである。新聞紙にくるまれているというのも焼き芋か特別な日本酒みたいで嬉しい。iPadには関係ないけど。
作り方は以下の通り(予想通りです)。
お面にしたい
お面のように顔の前に固定することができれば、瞬時になまはげから般若、はたまたイエティにも変身できる。変身するときに液晶をささっと触るのは藤子不二雄A先生の怪物くんの動きにそっくりである。
こんどはこれで怪物くんごっこをやろうと思っている次第である。