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コラボ企画
 
標高100mと1000mのローソンをめぐる冒険

雨の中ローソンを目指しました

ローソンコラボ企画第5弾は、標高100mにあるローソンと1000mにあるローソンに行くことにした。10倍も標高が違うのだから何かしら違いがあるかもしれないと思ったのだ(もちろん、あった)。

1000mなんていうのはあきらかに高いのだから、空気が薄いかもしれない。あるいは「ここが標高100mピッタリのローソンか」と周りのお客さんとは違う優越感に浸れる気もする。

もちろん今週も24週間毎週Loppiでエヴァンゲリオンの待ち受けを配布するキャンペーンにも参加した。今週の待ち受けはかわいかった。

地主 恵亮

>> ローソン エヴァンゲリオンキャンペーン


標高100mピッタリのローソン発見

標高100mのローソンに行くことにしたのはいいが、どうやってそんな店舗を見つければいいのやら、と失恋した美少女のような感じで可憐に途方に暮れていたら「Google Earth」で簡単に調べられることが分かった。


未来だ!(エヴァもそのうち本当にできるんじゃないかな)

表示されたローソンにカーソルを合わせると標高が出る。するとどうだろう、100mピッタリのローソンがあるではないか。失恋した美少女の前に白馬に乗った医者(金持ち)がやって来て、ソシアルダンスを踊る感じで喜んだ。早速そのローソンに向かうことしたが、その日東京は強い雨が降っていた。


不吉な予感がする(例えば、行ったら100mピッタリじゃないとか)

高度計と雨の移動

雨の中標高100mのローソンを目指しての移動が始まった。普段僕がよく行く家の近くのローソンで高度計で高さを見ると標高32mだった。現地ではこんな感じで高度計を使い標高を調べて行こうと思う。


ここよりも70mも高いところに行くわけか

平坦な70mは走れば10秒もかからないが、縦に70mとなるとキツい。今回の場合は1時間以上も電車に揺られなければならない。70mは高い。雨がいけないのか、行った先で万が一標高100mピッタリでは無かったらどうしようという一抹の不安もあった。


不安な僕(この写真の見所は僕のしゃくれ具合です)

コンビニを目指して1時間以上電車に乗る時点でコンビニではない。全然便利ではないのだ。しかし、コンビニエンスとはもともと古代ギリシャでは「冒険」という意味だった。時代が進み、道が舗装されたり、様々な移動手段が発達し、冒険が「便利」になったことからコンビニエンスは「便利」という意味になったのだ。つまりある意味今回の僕の行為は正しいともいえる。ちなみに、いま書いた「コンビニエンス」の語源はデタラメなので、あしからず。


コンビニは遠い

不安の数字

ローソンにもいろいろあって、その中の一つに100円の商品が売られている「ローソンストア100」という物がある。世間ではこのローソンを「100ロー(ひゃくろー)」というそうだ。マクドナルドを「マック」、エヴァンゲリオンを「エヴァ」と言うのと同じだ。


ローソンストア100

今回僕が目指すローソンはいわゆる「ローソン」だけれど、標高100mにあるローソンなので、ある意味「100ロー」だ。雨のおかげで僕の気持ちもいささかローなのだが、標高100mの100ローを見つけたらハイになることだろう。


高度計は不安な数字

目指すローソンの近くで、おもむろに鞄から高度計を出すと116mという、嫌な数字を示していた。「全然100ローじゃない…」と嫌な汗が出る。焦って汗が出るというくだらないダジャレを思いついたのだけれど、そんなダジャレを思いつくほどに焦る。焦っていなければもっとエクセレントなギャグを思いつくはずだから。


そんな不安もありつつも目的地に到着

116ローを堪能 >
 

 
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