噂をたよりに
インターネットの情報は普段あんまり信用していないのだが(作っている自分を省みるとどうも信じる気になれない)、こういう時は頼るしかない。 「カキツバタ 見頃」などと検索をしたら、どうやら都内北部の浮間公園というところでカキツバタが咲いているようである。 これまで水元公園や小石川などさまよって、ここでだめならあきらめようと思っていた。
じつは10年ほど前、この浮間公園のすぐそばに数ヶ月間住んでいたことがある(公園に、ではない)。 大きなマンションが建っていたりと様子は変わっているが、公園の大きな池は以前のままだ。
咲いてましたぜカキツバタ
住んでいた当時はカキツバタのことなんかまったく考えもせずにこの公園を散歩していたので、どこに咲いているのかすらわからなかったのだが、池の畔に紫色に文字通り華やいでいる場所があったのですぐに気づいた。 うむ、カキツバタ咲いているぞ。
でも、もしかしたら咲いているのはカキツバタではなくアヤメかもしれない。 そう思って近づいてみると…
花びらの(外花被というみたいです)根元にあのあみ目模様がない。 これは間違いなくカキツバタだ。 そして、この時点で僕はアヤメとカキツバタの区別がついているではないか。
もう俺に任せろ
これでもう僕は「いずれアヤメかカキツバタ」で迷わない。 しっかりと見極めることができる。 これはたぶん、他の人から見ると意外なのではないだろうか。 僕がアヤメとカキツバタの区別がつく側の人間だなんて、思いも寄らないだろう。
次いってみよう
「いずれアヤメかカキツバタ」をマスターしたが、まだ他に見極めたい物がある。 それは「いずれ新井薬師か西新井大師」である。