入れ替え晩酌
一人で行う晩酌は、独り暮らしの華だ。好きな時に始めて、終わったらすぐに風呂入って寝れる。なんだって自分の好きなつまみを勝手に用意すれば良い。天国とはこういうことを言うのだ。みんな早く気づけ。今回は、そんな天国の華に一層の彩りを添える。彩りとは、味噌と醤油の入れ替えのことだ。
…実はさっきスーパーに買い物に行っている時点で、すっかりテンションが上がってしまった。我ながらおトクな性分だと思う。しかし冷静になるのももったいないので、もう少しこのテンションで行きます。
ダラララララ…今宵の入れ替え晩酌。セットリストは以下の通り。
・味噌冷や奴 ・醤油モロキュー ・味噌シラスおろし ・味噌刺身盛合わせ(マグロ、ハマチ、サーモン、ミルガイ)
味噌冷や奴
まずはこの味噌冷や奴。豆腐と味噌の相性は、醤油同様に全く問題なし。さらに時間が経っても固形の味噌はその味を保ったままだ(醤油だと、豆腐から出た水で味が薄まりますよね)。
味噌に味の耐久性、という新たな付加価値を見いだすことのできた、パイオニア的逸品である。
味噌シラスおろし
味噌奴に負けずと大奮闘しているのがこちら、味噌シラスおろし。口の中で大根と味噌の味が混ざり合って、なんか冷たい味噌汁を食べているような気分に一瞬なる。その一瞬なることさえ見過ごせば、相性は抜群。こちらも醤油をかけるよりうまいと思った。とにかく一瞬を見過ごすことが大切だ。そんなに難しくない。
味噌刺身盛り合わせ
そしてメインデッシュの刺盛り。なんの変哲もないスーパーの刺身だが、ほら、もうここまでくると載せられた味噌がなにやら神々しいではないか。こちらも寿司の時と同様に表で一気にどうぞ。お寿司ほど当たり外れは少なかったです。
だいたい代替可能だと思う
本に書いてある通り、味噌と醤油はだいたい大雑把に代替可能だった。しかも物によっては、いつもの使っているもの以上のパフォーマンスを発揮する時もあり、あなどれない。(あと、書き忘れていたけれど、醤油モロキューはまずかったです)
みなさんも今夜は一つ入れ替えでいかがでしょうか。楽しいよ。