2.詳しい人がいっぱいで楽しい
一人で歩いていると、何かを見つけてもあれは何だろう?で終わってしまう。でも今回まわりにいるのは、それぞれ何かの分野に詳しい人ばかりだ。
たとえばこの方。
石川さんとは以前横浜でお会いしてちょっとだけ街中を一緒に歩くことができたのだけど、その短い間でも足元の下水道や横浜の建築の特徴について教えてもらって感動したのを覚えている。
そしてこちらは木村さん。
ぼくはつねづね、街中を歩いていて木や花の名前がぱっと分かるようになることに憧れるのだけど、彼はそれを仙人のように体現する人なのだった。
聞けばすぐに答えが返ってくる。
少年向けのマンガとかにこういうのってあると思う。それぞれは何かひとつの能力しかもってなくて、チームで協力することで大きな敵を倒すみたいなパターン。スラムダンクでいうと、スリーポイントなら三井君、リバウンドは桜木君みたいな感じだ!
一方のスリバチ学会の場合は、花のことなら木村さん、それから階段のことなら松本さん、だろうか。大きな敵は倒せそうもないけど。
「東京の階段」という本の著者で、NHK「ブラタモリ」の最終回にも出演して六本木の階段について解説していた松本さん。
さっきまで一緒にいたはずなのにいないなーとおもって辺りを見回すと、