兵庫県北部に行った際、玄武洞という凄い岩の公園があるというので行ってみたら凄かった。岩ももちろんだが、そこはパワースポットだったのだ。
(尾張 由晃)
向かう道はアドベンチャー
駅から玄武洞へ向かう。降りた駅の名前は玄武洞駅。駅名になるほどなのか、凄いな玄武洞。と、思ったが駅前には驚くほど何もなかった。探しに探して見つけたのが標識一枚。
なんだこのさっぱりとした案内は。案内というか、ヒントだ。ロールプレイングゲームの初期のような放り出されっぷり。
そして標識に従い向かうと行き当たったのは、川。大きな川。右を見て、左を見て、といった指示通りに見てみたら最後にバカ。って書かれていたような気分。
まだまだアドベンチャー
きっと玄武洞は川の向こう。ゲームならば近くの船大工の望みを叶えるか船持ってる人と仲良くなる流れだ。だがここは現実、ワールドワイドウェブ。渡し舟があることは下調べ済みだぜ!
渡し舟を探して辺りを見回すと小船に乗ったおじさんが。この人か?でも普通渡し舟って乗り場とかあるだろう。しかも船に警戒中って書いてるよ。なんだよ、怖いよ。仲良くしようよ。
僕「すみません、渡し舟の人ですか?」
おじさん「あー、渡し舟乗りたいんか。ならそこの看板に電話番号書いてあるから電話しなー」
え?看板?そんなものは見当たらないが…
更に探すと見つかった。全く気付かず横を素通りしていたよ。読んでみると渡し船に乗りたい方はこちら。と電話番号が書かれていた。なんだこの初めて行く友達の家みたいなシステム。
なんとか到着出来た
大丈夫かな、と思いながら携帯電話を手に取ると聞こえてきたエンジン音。
すぐに乗り込み、川を渡る。向かう途中に渡し舟の話を聞くと、
電話してくれれば15分もあれば迎えに行く。天候が悪かったら欠航する時もある。一旦中止になっていたものを3年前位から再開した。
との事。中止になっていた間は玄武洞駅から玄武洞へは交通手段がなかったらしい。凄いぞ、玄武洞駅。
対岸へ渡ると喫茶店やお土産物屋、石の博物館がある玄武洞ミュージアムがある。そこで少し休憩して玄武洞へ向かった。