エクセルが遅いと感じたことはないでしょうか?
パソコンが古い、メモリが容量不足、扱ってるデータが大きい、別ファイルを参照しているなど理由はケースバイケースですが、今回は汎用的に使えるエクセルを高速化する裏技をご紹介します。
(T・斎藤)
1) まずエクセルのアイコンを赤くする。
「まず」とか言っていきなり飛躍しますが、 やりかたは適当にネットで検索してみてください。
私は画像を加工してアイコンを作りましたが、そのうちどこかの職人さんが素材として提供してくれるかもしれません。
2) 次に、アイコンの名前を「○○専用」に変更する。
これは簡単ですね。右クリックして「名前を変更」です。 ○○の部分はあなたの名前を入れてください。 ここでは仮に、「シャア」と付けました。
3) 準備はこれだけ。さあ、どれくらい速くなったか試してみよう。
まったくウソみたいに簡単ですが、準備はこれだけです。 たったこれだけで驚くほど高速化されるのです。
では、どれくらい速くなったか実際に計ってみました。
ベンチマークテストには、私が独自に作ったマクロを使用。マクロの中身は、オートシェイプ機能を用いてベンチのマークを5万回描くなどです。結果に影響を及ぼさぬよう、実行中はくだらないサイトなどを見ないように気を付けて行いました。
まずは普通のエクセルの結果から。
普通のエクセル実行結果
次に、赤いエクセルの結果です。
赤いエクセル実行結果
たしかに、約3倍の速さになっています!
この結果には正直驚きです。 「赤い」というのと「専用」という点が、エクセルのやる気を増すのでしょうか? もう普通のエクセルには戻れません。