デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについて無間地獄無間地獄


ロマンの木曜日
 
簡単にピータンを作る方法


これが美味しいピータンになります。

中華料理で前菜などに出てくるピータン。炭や塩などを混ぜた土を殻の上から卵に塗って2ヶ月ほど保存することにより作られます。土の中のアルカリ成分が卵内部に浸透することにより、タンパク質が変成してあのような黒いゼリー状に固まるのです。

家庭で作るのはかなり困難ですが、あるものを使うと一晩でピータンを作ることが可能です。その方法をご紹介します。

馬場 吉成



材料はゆで卵とイカスミソース

用意する材料は2つ。茹でた卵とイカスミソースです。


イカスミパスタ用ソース。大きなスーパーなどに行くと売っています。

分量は茹で卵1個に対してイカスミソースが150gあればいいでしょう。あと、保存用の容器も用意してください。


容器は熱湯などで一度消毒してください。

ピータンにはアヒルの卵がよく使われますが、使う卵は鶏卵でもウズラの卵でも構いません。半熟を少し通り過ぎたぐらいまで茹でた方が上手くいきます。


墨汁じゃありません。イカスミです。ガバッとかけましょう。

卵を容器に入れたら卵全体がイカスミに隠れるようにイカスミを注ぎいれます。


真っ黒。

全体が隠れていないとその部分だけ白く残ってしまうので、しっかりかけてください。


蓋をして冷蔵庫で24時間保存。

あとは蓋をして冷蔵庫で24時間以上寝かせます。これでピータンの出来上がり。


24時間保存して取り出したもの。イカスミだらけ。

出来上がった物はイカスミだらけなので一度水で流します。


洗っても黒。ゼリー状の外観は通常のピータンと全く変わり無し。

洗うと黒くゼリー状に変わった白身に包まれた卵が出てきます。通常のピータンとほとんど変わりはありません。

見事なコントラスト。内部までピータン風になっています。

出来上がった即席ピータンは通常のピータンと同じ様に切り分けてお好みの方法で食べてください。味も通常のピータンと比べて何の遜色もないです。

同じイカスミで2、3回即席ピータンが作れます。その後はパスタなどにかけてイカスミパスタとすることも出来るので経済的です。是非お試しください。

この記事はエイプリルフール企画のために作ったうその記事です

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.