テレビで世界のびっくり人間特集なんかをやると、世界一長い髪の人が必ず出てくる。 そして長いが故に大変なことになってる生活も放送される。
単純にうわー生活大変そうだなーと思う一方、 長い髪の人はだいたい日本社会とはだいぶ違う国の人だったりするので、 日本だったらどういう生活になるのかとも思う。もっと大変or楽なのか。
世界一長い髪のカツラを作って体験してみよう。
(小柳 健次郎)
世界一長い髪は6.2m
そもそも世界一髪の長い人は一体どれくらい長いのか。 調べてみると、ギネス記録保持者はベトナムの男性で6.2mもあるそうだ。 これはキリンの身長よりも長い。
こんなふうに垂直に固めればキリンを超える高さになるわけだからやっぱり尋常ではない。 そりゃ生活大変だって。
ちなみにその男性、実はつい先日お亡くなりになったそうだ。 しかもその時点で6.8mとさらに伸びいたそうだが、そこまでやろうとすると後で泣きそうなので、 ギネス認定の6.2mを目指すことにします。
6mのカツラ職人
目指す長さが分かったところでカツラ作り。 とはいえカツラの正しい作り方なんて知らないので手探り状態である。とりあえず髪は毛糸でいいだろうということで 毛糸玉を買ってきた。
6mは長いよ
部屋の中でメジャーを3m伸ばしてみて、6mというのは相当長いことをかなり実感する。 いま住んでる部屋の倍あるのだ。もし世界一長い髪の人とルームシェアしてたら ジャマでジャマでしょうがなかっただろう。
突然ですがここで間違い探しです
毛糸玉一個で出来た量の少なさに驚いたが、実はいままでの写真の中で重大な間違いがありました。それはどこでしょう。
ここで糸の端を合わせて一本の糸にしてたけどそれだと3mしかありません。
なんてわざわざ言う必要もないほど当たり前のことだが、恐ろしいことにこの時の自分は何の疑問持たず 6mの糸を半分にして一本の糸にしちゃってたのだ。しかも最後まで。気づいたときにはさすがにびっくりしました。自分に。
このままでは毛糸玉一個(642円)がムダになる!そう慌てて糸を解こうとしたら案の定絡んだ。もうこれが自然現象であるかのごとく解こうとすればするほど絡んでいく。
それでいて絡ませようとしたら解けたりせず余計に絡むから世の中矛盾だらけだ。