徐々に夢気分が少なく
歩いてみる前は、夢の国は突然終わるものだと思っていた。 ここまでがパラダイスでこっから先は現実世界、という感じになっているんだろうと想像していたのだが、実際はそうではなく、徐々に寂しくなってゆくという印象だった。
夢と現実の狭間
イクスピアリを過ぎたあたりから華やかな印象が少しずつ減ってきて、シャバの匂いが強くなってきた。 左手に浦安市の運動公園を見ながら海へと向かう道を歩いているのだが、運動公園内はすっかり現世の雰囲気だ。
運動公園は途中から工事中だった。 白い囲いで目隠しされているのだが、中からは工事を進める重機の音が聞こえる。 右手はまだディズニーシーなのだが、ここははっきりと夢と現実の境があった。
海へ
運動公園を抜けると、先は海だった。 ディズニーリゾートが海沿いにあるというのは、頭では理解しているのだが、中にいると(特にディズニーランドでは)それをあまり感じない。 あらためてこう見ると実感がわいてくる。
海風が強く、ときどき体が押される。 ディズニーランド園内と、空気はつながっているはずなのに、どんよりとした雲のせいか、重苦しい。 このあたりに来ると、リゾートを感じさせるものはほとんどなくなる。