メーカーさんに聞いてみました
まとめるのがとても難しいですが、今回食べ比べたサバ缶に関して言えば、確かに製造月によって味や食感に多少の差があったと言える。僕も実際に食べてそう感じた。これについてメーカーにも聞いてみた
「サバは秋から冬にかけて脂肪が蓄えられます。逆に春から夏にかけて獲れるサバは脂肪が少ないので、そういうところで味に違いがでることがあるかと思います。」
とのこと。やはり時期によって味が変わるのは本当のようだ。
しかし食べ比べの結果だけを見ると、5月のサバ缶が一番うまいように見える(いや、本当にうまかった)。5月は春だ。どういうことか。
メーカーの方はどの月の缶詰が一番おいしい、とは名言してくれなかったものの、こんなことを教えてくれた。
「缶詰は製造直後のものよりも、半年から1年くらい経ったものの方が魚と脂が馴染んで美味しくなると思いますよ」
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そう、おいしかった2009年5月に作られたサバ缶は、製造から約10ヶ月なのだ!もしかしたら製造から日が経って、ちょうど美味しくなってきた時期だったということではないのか。逆に6位、5位だったサバ缶はまだ日が浅かったと見ることができる。
総合すると「サバ缶は秋冬製造で、しかも製造から1年くらい経っているものがうまい」といえそうだ。サバ缶、深いです。
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疲れ果てたのか、ようやく出てきたビールにもこの表情。お疲れ様でした。 |
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