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ひらめきの月曜日
 
本当の意味での「サラダせんべい」を作る


 

サラダ味のせんべいというものがある。野菜のサラダとは全く関係なさそうなのに「サラダ味」とついていることを、誰でも一度は疑問に思ったことがあるだろう。

せんべいにおけるサラダ味とは、実は「サラダ油を使ったせんべい」ということ。ちょっとウェブで調べたことのある人はすぐに見つけられる答えだと思う。当サイトの記事でも、メーカーからオフィシャルな答えをもらったことがある。(こちら)

わかった、一応納得することとしよう。でも、サラダって言ったら、普通思い出すのは野菜のサラダだろう。どうしても釈然としない気持ちが残る。

そういう疑問をもったなら、自分で行動すればいい。そういうわけで、本当の意味での「サラダせんべい」を作ってみました。

小野法師丸



リアルサラダせんべいプロジェクト開始

おせんべいにも最近はいろいろあるが、中でも古くからの定番の一つがサラダせんべい。確かに手堅くうまい。ロングセラーであるのはよくわかる。


サラダせんべいの代表格「ソフトサラダ」
「植物油脂」というのがそうか

改めてサラダせんべいの定番商品、亀田製菓の「ソフトサラダ」を買ってきた。原材料名を見て、まずサラダ油という表示がないではないかと思ったのだが、きっと「植物油脂」というのがそうなのだろう。

こうした製品の表記にはルールがあるらしいので、こういう表記になっているのかもしれない。堅焼きせんべいには油が使われていない対比としても、サラダせんべいという名前が成り立つのだろう。


王道のたたずまい
おいしさと疑問とが入り混じる

特に自分で買わなくても、何かしらの機会に口にしているくらいにサラダせんべいというのは一般的なお菓子だと思う。買ってきたのは久しぶりだ。

食べてみる。手堅くおいしい。間違いのない味。それはそれでいいのだが、謎が解けた上でも「サラダ」というネーミングに対してのもやもや感は完全にぬぐわれることはない。


名前にスペシャル感のあるクラシックな粉
せんべいベースとしてばっちりの成分

ならば自分で本当の「サラダせんべい」を作ってみればいい。本気でやったら、それがどんな味になるのだろうか。

とは言え、せんべいを手作りして食べた経験のある人も少ないだろう。私も当然同様だ。どうしようと自分なりに考えて、買ってきたのは上新粉。ソフトサラダの主原料である、うるち米100%の粉だ。普通は餅菓子やおだんごを作るのに用いるようだ。

これが「サラダせんべい」のせんべい担当部分。あとは「サラダ」の部分だ。


過剰なくらいにサラダ
サラダお墨付き

「サラダ」の部分を担当する野菜たち。たまたま「サラダセット」なる野菜の詰め合わせ品が売っていたので、これを用いることにした。これなら間違いなくオフィシャルにサラダだ。

内容はチリメンシシャ、ルッコラ、サラダほうれん草など、ちょっとしゃれた系のサラダ向け野菜。サラダという言葉の響きにしっかりマッチした内容だと思う。


言われてみればこういう切り方は初めて
餃子を作るわけではない

さていよいよ調理だ。今回は自分で勝手に考えたやり方なのだが、まずはサラダ用の野菜を細かくみじん切りにする。このときの感じが不思議だった。

ハンバーグ用の玉ねぎ、餃子用のニラなど、みじん切りにすることの多い野菜なら何とも思わないのだろう。サラダ用の野菜を細かく切るというのに、なんとも言えない違和感を覚える。


そして上新粉と混ぜる
味付けもサラダ風に

みじん切りにできたら、上新粉と水を混ぜて練っていく。自分でもどういうものができあがるのか不安だ。

しばらく混ぜたところで、練るために必要な水分の補充と味付けとを兼ねて、ごまドレッシングを投入。普通のせんべいは表面に塩や醤油などをまぶすことで味つけにする場合が多いだろうが、今回は味も練り込むことにしてみた。


サラダせんべいのタネ

まとまり具合を調整しながらこねて、「リアルサラダせんべい」のタネが完成。野菜の緑色が白い上新粉と混ざって、全体が淡いグリーンになってきれいだ。


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