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チャレンジの日曜日
 
センター試験には出ない中国の間違い英語


固有名詞を問う問題は試験で出ません。

大学入試センター試験が今年も昨日と今日行われている。受験者のみなさんが当記事を読んでいるならば、試験後だろうか。お疲れ様です。

ところで中国には変な英語がたくさんある。中国の変な英語はChinglish(チングリッシュ)というそうだ。中国に長居したらいつの間にか間違い英語が撮りたまった。

日本人はLとRの違いができないことから日本人英語をEngrishという。デイリーポータルZのスペルは「Dairy Portal Z」か「Daily Portal Z」かと聞けば、不安になってロゴを再確認してこそ日本人だ。

マークシート式なのでスペルの問題は出てないかもしれないけれど、センター試験の日ということで、変な英語を紹介しよう。

ライスマウンテン



注意しよう

中国の街歩きの楽しさを考えるに、今もなおあらゆるモノが微妙にユルいつくりであり、そのユルさを鑑賞することこそが中国の街歩きの楽しさであると思う。

蓋のないマンホールがいきなりあったと思えば、歩道を歩いていたらいつの間にか工事現場に入り込んだり、歩行者同士が口げんかしていたり、生身の小便小僧が出没したりと、予想外の展開になって面白い。

中国で歩くときは前を見ず、下を見ないと不注意で怪我をするから、そういう場所では注意の看板を出したりするが、その注意書きの看板の英語にスペルミスがあったりなかったり。

なので注意書きを見つけたら、注意書きの内容に注意するともに、注意書きの英語の文章やスペルも正しいか注意しなければならない。


文字通り「表面は危険」と翻訳している。水の中だって危険だ。

「その注意は安全」と英語。でもこれから安全に注意するべきだ。

いざというときの消化器。そのケースにも間違い英語。
FREとか、EOUIPMENTとか、MOVE A WNYとか。

WET FLOORと書きたかったのだろうが、WETFLOOKとなってしまった。

 

スーパーに寄ろう

最後の写真はスーパーで発見したものだが、スーパーでは英語がいろんなところで書かれることから、比較的英語のミスが見つけられやすく、すなわち変な英語の宝庫である。中国に行くことがあれば、現地の生活感を感じに、また変な英語を探しにスーパーに行くのもいいんじゃないか。


エントランスではなくイントランス。さらにARERもスペルミス。
2つもミスしてはテストでは減点では済まされない。

出口もイントランスというウルトラC。というか手抜き。

Entranceネタは多い。こちらはeがよけい。エンテランスだ。

DO NOT I AM。
いわんことはわかるが、モヤモヤ感の残る間違い英語。

中国のスーパーは広い。日本なら大型スーパーとかショッピングセンター級の広さのスーパーが中国にはよくある。

1階から3階、4階まで上下にフロアが展開していると、「1ST FLOOR」「2ND FLOOR」「3RD FLOOR」「4TH FLOOR」なんて英語を書かなきゃいけない。だから序数「1TH、2TH、3TH」と間違えるのはお約束。

僕はスーパーに入るたびに、「出てこい、1TH!」と念じながら入るのだが、次の写真のスーパーは一歩先を行っていた。


1階は1ED。ファードと読むのか。

2階もED。セカエドフロアーへようこそ。

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