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はっけんの水曜日
 
マトリョーシカ餃子を食べたい


今回の材料です。

餃子が大好きだ。大好きなので、餃子屋を巡るだけという記事を過去に2回も書いてしまった(東京で美味しい餃子を食べ歩き) 。もっちりした皮、肉、しかも皮の中には脂たっぷりの肉汁!

餃子はなにが良いって、肉と炭水化物、脂という、当サイトの大好物三つが一口で食べられるのがいい。すばらしい。

そんな餃子愛を僕なりに表現してみました。

松本 圭司



ぬるま湯を3回くらいに分けて混ぜるのがコツらしい。

まずは皮と餡作り

餃子作りは簡単だ。小麦粉をぬるま湯でこねると皮の生地が出来る。小麦粉(薄力粉とか中力粉とかは適当で良い)300gに対してぬるま湯180mlくらい。で、適当にまとまるようにこねればいい。詳しくはアトサチってください(コチラ)。

餡も簡単。白菜とかニラを刻んで挽肉と混ぜれば良い。味付けに味覇でも入れればいっそう中華らしくなるので入れると良いけど、入れなくても美味しいのでどっちでもいいです。ニンニクはお好みで。今回は本場中国に思いをはせてニンニクなしで作ってみた。

よし、こんな具合でサクサクいこう。


適当にこねてるとまとまる。お湯が多すぎたり、固かったりしたら水とか粉を適当に足して調整してください。耳たぶより少し固いくらいが目安。
白菜とニラはみじん切りにして塩もみした。挽肉は豚肉だけのが良いと思うけど、お好みで合い挽きも可。

混ぜれば餡のできあがり。ね、簡単でしょ?
ここまでで30分ほどです。これからは楽しい包み作業。

 

マトリョーシカ餃子は、餃子の中に餃子を内包するホムンクルス構造

皮の生地と餡があっという間に出来ました。

では、ここからが本番なので更に飛ばしていきます。


生地を適当にちぎって麺棒でのばすと皮になります。

皮で餡を包んで閉じれば餃子の完成。手作り餃子って可愛いね。


鶏の頭を想起させる可愛らしいフォルム。

マトリョーシカ餃子なので、これを更に餡と皮で包むわけです。


皮 on 餡 on 餃子。

また包む。包んではマトリョーシカ。

包んではマトリョーシカの繰り返し。

この中には2個の餃子が搭載されている訳です。餃子搭載餃子。

1回で包む皮と餡で、普通の餃子が3個くらい作れる感じ。

まだまだおわらんよー。

もう何重かなんてどうでもよくなってる。

かなりずっしりと重いマトリョーシカ餃子。いや、むしろホムンクルス餃子の方がふさわしいか。

大皿一杯に広がる皮と肉。それに包まれる餃子。

ちょっとした小動物くらいの大きさと重さと感触。

6回重ねたところで、自重による崩壊の危険性が出てきた。あと、これ、ちゃんと焼けるのか?という心配も出てきた。あんまり盛大に失敗すると記事としてもどうかという事になるので、この辺で悪ノリはやめて焼き工程に入ろうと思う。

 

成長の様子をアニメーションでどうぞ

 


マトリョーシカ餃子、略してマトギョーが育つ様子をアニメーションでどうぞ。

ここまで出来たら焼いて食べよう。さて、美味く焼けるか。それは次のページで明らかになる。


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