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ちしきの金曜日
 
美しい脚を鑑賞する

フェチの基本はやはり想像力だったか

前ページで解説した水墨画的想像力による脚鑑賞法。もっと近寄ってみてみよう。

列が増えたことはわかった。このうえなぜ近づく必要があるのか。

それはすてきだからだ。


ここまで近づけること自体がたまらなくすてきだ。頬ずりしたい。(画像をクリックするとより大きくご覧いただけます)

すこし進むと、片方の橋脚が太くなる。(画像をクリックするとより太くご覧いただけます)

そして、太くなったものが、ぱちんと細胞分裂して計3列に!(画像をクリックするとより大きくご覧いただけます)

さらに想像してひとりでぐっとくる

大きな写真並べてばかりで申し訳ない。でもすてきなんだからしょうがない。

どうだろうか。こうやって走るはずの車線を想像すると寒さも忘れるだろう。というか、寒かったよ、久喜。

で、車線が離れていくっていう想像だけではない。上の写真でも写っているが、ときおり一本だけT字の横棒が長い脚がある。


たとえば、この美脚の並びには2本だけ横棒が長い脚がある(画像クリックすると大きくご覧いただけます)

東北新幹線をまたぐ手前に1本。

右の方にも1本。

と、思わせぶりに紹介しておいてなんだが、なぜここだけ長いのかは知らない。なんせ免許も持ってないしな。

路肩が広い部分がここにくるのかなー、とか避難階段がここに付くとか?などいろいろ想像を巡らせるのが楽しいのだ。想像に正解なんてない!

いや、ありますよね。この場合。

というか、上左の写真、ゲタのように歯が2本でている脚も気になる。そして、それが何のかも知らない。すまん。

 

立体交差車線の想像はクライマックスへ

さて、ジャンクションの中心部へと歩みを進めると、むらむらと想像させる美脚たちの姿はネクストステージへと進化する。


立体交差の中心部はもう間近。脚たちの足並みにも変化が(画像クリックでより大きくご覧いただけます)

3列だった脚が4列に。夕日に染まり、断面形状もがらりと変わり、高低差も!大興奮!

ついにジャンクションならではの、ぐるっと地上へ降りてくる車線を支える脚がお目見え。こうでなくては。見える、ぼくの目には美しくうねる車線が!

とまあ、要するに大きな写真をお見せして、造りかけの高架の素晴らしさを伝えたかったのです。まだまだ絶賛工事中なので、興味ある方はぜひ久喜白岡ジャンクションへ。


まだまだこれからの造りかけ橋脚がたくさんあります。今週末は、ぜひ久喜白岡ジャンクション工事現場へ!(画像クリックでより大きくご覧いただけます)

大阪ジャンクションツアー開催します

いかがだっただろうか。見返すと、橋脚の写真並べただけだったなこの記事。いや、でもかっこいいよねえ、すてきだよねえ、しょうがないよねえ。

で、本記事1ページ目でもご紹介しましたが、ぼくはときおりみんなでジャンクションを見に行く、という催しを行っています。それを今回は念願の大阪で。「ジャンクションは興味あるけどひとりでは…」と躊躇していた大阪のジャンキーの方々は、ぜひ。

詳しくはこちら

大阪のジャンクションはすごいんですよ。たのしみだなー

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