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フェティッシュの火曜日
 
富山回転寿司巡り

三件目は「きときと寿し」

二日目の夜にやってきたのは、「きときと寿し」。きときととは、新鮮とか活きがいいとか、そういう意味の富山の言葉。

その名前にひかれてまんまとやってきたのだが、これぞファミリー向け回転寿司という感じのお店だった。


こういう店でも、地物の魚をそろえているのかな。 最近の回転ずしって、レーンが店の中に一度消えますね。

今までの二軒でだいぶ富山の回転寿司に対するハードルが高くなっていたのだが、この店も「きときと」と名乗るだけあって、ファミリー向けとはいえ、いろいろと地の魚をそろえていた。


メニューを開けば、マグロよりも先にブリが大きく出ている。さすが富山だ。 この取材では寿司の値段は気にしないと決めていたが(全額自腹)、やっぱりのどぐろの値段とかみちゃうと躊躇します。

炙りがいっぱい並んでいた。最近はなんでも炙りにしますね。焼きおにぎりは好きです。 最安値は84円。ノドグロやトロの八分の一。資本主義って不思議ですね。

食べた寿司はこちらです

昼間に結構な量を食べているので、夜は軽めにしてみました。


ウマズラ。カワハギの仲間だが、肝ではなくてもみじおろしが添えられていた。ほぼもみじおろしの味。 氷見サバ。せっかくの氷見のサバだけど、ちょっと塩がきつかったか。食べなれた魚だけに好みがうるさくなる。

ブリトロ。富山のブリはどの店でもやはりおいしい。ここは全体的にネタが大きめでうれしい。 フクラギ。ブリとは大きさが違うだけで値段も味も全然別の魚。細胞が育ち盛りっていう感じ。

ソフトサラミ炙り。ハワイで食べたスパムにぎりを思い出させる味。これにケチャップがあれば完璧。 シマアジ。シマシマのアジではない。種類は違うが、アジとシマアジは、フクラギとブリに似た味の差がある。

キンメダイ。白身のなかでは、かなり甘みと脂が強い魚。釣りたいが電動リールが…っていうのはメダイで書いたか。 なんだかまだ食べ足りなかったので、コンビニでます寿司を購入。これはこれでおいしい。

三軒も鮨屋を回ったらさすがに飽きるかなと思ったのだが、時間を置いているからか、これがぜんぜん飽きてこない。胃袋と時間に余裕がある限り、もっといろいろなネタを試して、その味の違いを覚えたい。なんだかランナーズハイみたいなスシハイになっている。

回転寿司巡りはここでやめる予定だったけれど、せっかくなので明日もう一軒いくことにした。


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