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ロマンの木曜日
 
絵が苦手でもイラストを描く方法


このイラストは本文に出てきませんが多分わかります。

イラストを上手く使った記事を読むごとに常々うらやましいと思っていた。

「僕もイラストを使って記事を書けたらいいなー。 と思ってるんですけど誰か教えてくれませんかねー」

軽い気持ちで編集部の石川さんに相談してみると「誰か予定つくか聞いてみますよ」との答え。

やった、イラストを教われる。と、いうレベルのお話なのでタイトルに釣られた本気でイラスト書きたい人は、肩の力を抜いて読んで下さい。 

尾張 由晃



写真じゃ伝わらないこともイラストならば伝えられる

わざわざ誰か来てくれるんだろうか。そう思いながら集合場所に行ってみると


足並み揃っていませんが、左から斉藤さん、北村さん、べつやくさん。

なんとべつやくさん、北村さん、斉藤さんと三人ものイラストの上手い方が集まってくださった。

軽い気持ちでプロを三人も呼んじゃった。こりゃあ大事だ、えらいこっちゃとあわあわする僕。それを見ながらフフフと笑う石川さん、落ち着き払った絵描きたち。

それを伝えようと思って撮った写真が下の物。



全然伝わんねぇ。

そんな要素は全く無い。お菓子広げちゃって楽しげなお茶会にしか見えやしねぇ。僕には写真に写るものしか 伝えられないが


コーヒーの印象の違いをこうやって表せるし。

勢いも出せる。

しまいにゃ現実になかったことも書いちゃえる

きっとこの三人なら写真じゃ分かりづらい僕の肩身の狭い状況もイラストで分かりやすく表現するんだろう。いいな!やっぱりイラストいいな!折角来てくれたんだからしっかり教わろう。

 

似顔絵なんて書かなくていいとか言っちゃう絵描き達

記事に使う場合やっぱり描くなら人を描くことが多いだろう。似顔絵の描き方を教えてもらいたい。

僕「似顔絵ってどう描けばいいんですか?」

べつやくさん「描かなくていいんじゃないですか、頭の上にでもオワリって書いておけば(筆者の名前がオワリです)」

北村さん「ぶっちゃけ似てるかどうかなんて関係ないですからね」

斉藤さん「伝わるかどうかが重要ですもんね」

あ、教える気、無い?


ろくな写真撮れてませんが一番手前が林さんです。

そこへウェブマスターの林さんが来てくれた。
林さんもイラストが上手く、当サイトマスコットのZ君も林さんのデザインだ。

僕「今似顔絵を教わってるんですけどどうやって描けばいいですかね」

林さん「別に描かなくても丸書いてその中に尾張って書いちゃえばいいんじゃないの」 

ポイント
似顔絵なんて描かずに名前を書いちゃえばいい。

 

それでも描いたらやっぱり上手い

これは多分、話聞いても駄目なパターンだ。実際にみんなに僕の似顔絵を描いてもらった。


ちなみに僕はこんな顔です。


みんなの似顔絵


描・べつやくさん
描・北村さん

描・林さん
描・斉藤さん

描・石川さん
描・尾張

いかがでしょう。見てるだけで楽しいでしょう。

流石は絵描き達、どれもこれも僕っぽい。それに対し石川さんと僕の作品は何か見づらい。上手い以前に見やすいというのは重要なようだ。

ポイント
すっきりと見やすいように描く。

 

絵描きは見る目が違う 

僕「やっぱり皆さん上手いですね。どうやったらいいんですか」

べつやくさん「尾張さんは特徴あるから書きやすいんですよ」

斉藤さん「メガネとヒゲがポイントですよね」

北村さん「後、髪型と眉毛とか。あ、目と輪郭もですね」

全部じゃん。

僕は初め、自身の似顔絵でヒゲを描いていなかった。みんなが描いてるところを見て「あ、ヒゲ描かなきゃ」と付け足した。それくらい漠然と描いていたが描ける人は特徴を押さえて描いている。

今まで人に会うとき特徴なんて、気にもせずぼんやり見ていた。まず、特徴を掴もうとすることが大事だろう。

ポイント
特徴を見ようとすること。


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