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ひらめきの月曜日
 
憧れのパリコレに挑む


ファッションの都・パリに挑みます

先月、フランスはパリにて催されたファッションの殿堂パリコレクション(2010春夏)。通称「パリコレ」。

これまでパリコレに特別な関心を抱いていたわけではないが、ニュースでたまたま目にしたショーの映像には目を奪われた。

スーパーモデルが着る最新ファッションは前衛的で華々しかった。冒険的すぎるデザインの中には日常生活に不向きと思えるものもあるが、しかし、ショーという舞台の上でそれはとても輝いて見えた。かっこいい。

そして思った。ぼくもパリコレになりたい。

榎並 紀行



我が家にパリコレはあるか?

とはいえぼくは最近引っ越しをしたばかりで、家計はカツカツだ。ブランドものの洋服などおいそれと買えるわけがない。

そこで我が家にパリコレっぽいファッションはないかと洋服タンスをひっくり返してみた。


茶色とか黒とか。我が家の服には、何というか活気がないです
人間が地味なら選ぶ洋服も地味だ

何ともはや、くすんだ風合いの洋服が多い。

今年の春はビビッドなカラーを取り入れよう。とか、トレンドに敏感な人にはそういう気骨があるんだろうが、ぼくときたらどの季節にも地味で無難な色味ばかりを選んできた。


こんなもん

着てられるか!

と、服にやつあたりをしてみたところでむなしく埃が舞うだけだ。なんとかお金をかけずにパリコレになりたい。

ちゃんとたたみます

 

ていうか、パリコレってなんだ?

パリコレパリコレ言ってるが、じつは僕自身それほどパリコレについて知識がある方ではない。ニュースで見ただけなのでむしろ知識がない方といっていい。

そこでまずは9月下旬〜10月上旬にかけて開催された「2010春夏」コレクションで発表されたファッションをおさらいしてみる。


鳥っぽい
バットマン

各ブランドの作品を一覧できるサイトがあったので、ひとつひとつをチェック。作品にパリコレっぽいエッセンスを感じたら逐一メモにとった。

そんな研究の結果、ぼくの個人的主観から「かっこいい」「これぞパリコレだ」と感じたポイントを列挙する。

・ジャケットに短パンを合わせるのがパリコレ
・モコモコしたものを首に巻くのがパリコレ
・ネジネジしたものを腰に巻くのがパリコレ
・ロシア人みたいな帽子をかぶるのがパリコレ
・長い皮の手袋がパリコレ
(※全て、あくまで主観です)

…異論もあると思うが、ひとにはそれぞれのパリコレ感があるということで勘弁してほしい。

これらのポイントを踏まえたら案外それっぽくなるかもしれないのだし。


パリコレは傘にスカーフを巻いたりもする

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