ここはひとつではなく、いくつかの電車の改札内が融合した地区になっている。都営新宿線、都営大江戸線、京王線、京王新線の4つだ。相互乗り入れの都合などもあって、一緒にしたほうが、都合がよかったのかもしれない。
その結果、ここでは乗り換えのための運賃精算をする必要がかつてはあった。だから、さっき写真で皆さんにお見せしたのは、本当は精算機だと思われる。そしてその精算機も、パスモの導入とともにほとんど不要となり、その役目を終えたのだろう。そういう意味では、あの精算機跡地も、きっぷ売り場の末路と同じであるといえる。
実は上に示した構内案内図も、これ自体が巨大な精算窓口である。違う角度から見てみると、こんなだ。 |