フォトジェニックな五叉路／赤様見附

四谷三丁目から丸の内線に乗って赤坂見附に移動。ここ「赤坂見附交差点」は外堀通りと青山通りが交差する五叉路で、上を首都高と青山通りのオーバーパスが走る、かなりダイナミックな構造。車線も多いので、かなり期待して来たのですが。

期待通りというか、期待以上のわくわく感を見せてくれました！

ここは素敵な交差点です。交差点脇の歩道橋から眺めることができて、分離帯、右折左折レーン、安全地帯などが程よくブレンドされ、わくわく度も完璧。教本に出してもまったく恥ずかしくない交差点です。って意味分かりませんが。

右折レーン4車線／祝田橋

その後、内堀通りに向かって歩き「三宅坂交差点」、「桜田門交差点」などをつぶさに観察したのですが、どちらも四谷四丁目などと同じく平面的で立体感を得られず、また国会会期中なのとアメリカのオバマ大統領来日が迫っているせいか、警察の警備が異常に厳しくて、気軽に写真を撮れる雰囲気ではなかったので諦めました。だって、交差点の各角にお巡りさんが複数立っている状況で道路の写真とか撮れないですよね。

そのまま内堀通りを歩いて「祝田橋交差点」にたどり着きました。ここは地図を一見すると単なる交差点に過ぎないのですが、上空からの写真に切り替えると、非常に特徴的な交差点であることに気づきます。

なんと、画面上方向から左方向に右折する右折レーンが4車線も。直進は1車線だけで左折と兼用です。そして、それ以外の方向から来た道路はすべて右折禁止なのです！

これほどに特徴的な道路もなかなかないでしょう。でもどうして僕はそんなに興奮しているのか。

というわけで、主に道路の白線に注目して、いくつかの交差点をまわってみました。車に乗っていると、複雑な交差点は少し不安になるポイントですが、徒歩の状態で落ち着いて道路の文字や線を意識すると、それは車をコントロールするための美しくて力強い、しかし徒歩の自分とは無関係な存在でした。そして教本のイラストとも全然違う。

つまり、別に見なくていい、ってことですね。